忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

根付と篆刻

2013-08-22 00:34:54 | 書展
ここ数日、学校で夏の書き込み補修が行われ、朝9:15集合、午後3時半まで生徒の猛特訓。
指導する側も、暑さの厳しい中、汗だくになって学校へ向かい、
教室内はエアコンが効いているものの、
連日の特訓で家に帰るとぐったりです。

明日から「第22回書展 グループ墨花」が開催されます。

案内はがきの発送・名札・目録・ポスターなど六名で仕事分担し、
私は間際までバタバタとやっています 

本日は、メンバーの一人、
湖蝶さんの篆刻を紹介します。



彼女に作ってもらった、私の印です。
印の素材は、石ばかりでなく、木や竹根もあります。
プロの篆刻家に印をお願いすると、高額な代金の支払いが必要ですが、
彼女は趣味で篆刻をしているので、比較的安価で作ってくれるので助かります。



本業は、現代根付師さんです。

根付に親しみのある方は少ないと思いますが、
江戸時代に煙草入れ、印籠、などを
紐で帯から吊るし持ち歩くときに用いた留め具です。

亡くなられた高円宮様が収集家として有名ですが、
彼女の根付も高円宮コレクションの一つに加えられているそうです。

昨年の7月には京都の根付会館で個展をされました。



その個展の「ナイルの幻想」という作品です 

そんな彼女が、「グループ墨花」では書作品に加えて、篆刻作品を発表しています。


「グループ墨花」へお越しの際は、展示ケース内の篆刻作品を是非ご覧いただき、、
湖蝶さんとお話してみてください