忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

第39回藍雲会書展

2015-06-26 23:02:51 | 言葉
6月があと数日で終わってしまいます。

今年も半分が過ぎ去り、
この半期を振り返ると、
何をやっていたのだろう

毎日一生懸命やっていたような、
ダラダラ言い訳しながら、なまけていたような、

今年の後半は、胸を張って、
「頑張った」と言えるようにしたいものです。

本日は、雨模様の中、
銀座鳩居堂で開催されている
「第39回 藍雲会書展」にお邪魔してきました。

富岳凌雲先生のご社中の書展。
昨年は秋の開催でした。

先生は、病気療養中で御不在ですが、
先生の力強い作品にお目にかかることができました。


「壽」


>「山路来て なにやらゆかし すみれ草」


ご門下の高橋さん
最近、非常に熱心に書いておられ、拝見するたびに作品への熱意が激しくなっているように感じます。


「松かげのいはまをくぐる水の音 涼しくかよふひぐらしの聲」

同じく吉成さん
男性ですが、どうしてこんなに色っぽい線が書けるのだろうと憧れをもって拝見しています。




やはり、鳩居堂画廊は落ち着いて拝見でき、作品が映えて見えます





銀座へ向かう途中、立ち寄った上大岡のお菓子屋さん。
お客様が七夕の願い事を書けるように、
店先にカラフルな短冊が置いてある。



ちょうど小さなお嬢さんが、
お母さんに字を教わりながら短冊を書いていた。
「あら、上手に書けたわね」と
声をかけると、

隣にいた店員さんが、
「お客様もいかがですか?」と。

「いえいえ」とお断りして立ち去ったが、

欲深い私のお願いごとは、たくさんありすぎて、
短冊のような小さな紙には書ききれないのです