湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

新党「未来の党」へ、お頼みいたします。

2012年11月28日 | 詩歌・歳時記

今日の琵琶湖は、晩秋の陽射しのなかで、静かに魚入・・えり・・と言いますが、湖中に

矢の形に竹を立てて魚を追い込む、琵琶湖独特の漁法です。

その湖畔から、滋賀県知事の嘉田由紀子さんが新党を立ち上げました。

    

関西では、超有名人です。けれど、関東、東北の方々には「えっ、誰れ?」とお思いでしょう。

埼玉県・本庄市の市会議員の娘さん。京都の大学を卒業後、滋賀県の琵琶湖博物館で

主に人々の暮らしと水との関わりを、自分の足で歩いて調査・研究された方です。

2006年の知事戦で、まったくの無名のまま 「もったいない」 をキャッチ・フレーズに掲げ、

現職を破り、知事になられました。軍艦と揶揄された現職を、手漕ぎ舟の草の根で勝ったの

です。それ以来の数々の政治的、県政におったまげておりますよ。 穏やかな風貌のかげに

信念をけして曲げない、素晴らしい政治家です。

勿論、大立役者は小沢一郎氏であることは、隠しようがありません。

でもね、嘉田さんは小沢さんの「あやつり人形」であるような、おひとではございません。

知事戦の時に、埼玉のお兄さんが「由紀子は、滋賀へ嫁に出したのだから、あきらめる」

と、おっしゃったとか。今度は、お父君の地盤を継いで、市会議員のお姉さまは、

「由紀子は、日本の国へお嫁に出したのよ」とおっしゃってくださりましょう。

今年の五月 「知事は何ができるのか」という本を出されました。

今夜、読み直しています。

今年の夏頃に、脱原発の問題で大阪市長の橋下さんと、提携した時には「あちらは劇薬、

私たちは漢方薬」です、とウイットに充ちた発言をされてもいます。

母なる琵琶湖から、福島へかける新しい虹に期待していただきたいのです。

混迷の政局に、あざやかな一声をあげた「日本未来の党」へ、ご一考をお願いいたします。