湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

醒ヶ井の早春

2016年03月30日 | 詩歌・歳時記
中仙道・醒ヶ井の宿場町を歩いてみた。平日というのにけっこうな観光客が三々五々歩いている。

何でだろうと、不思議に思う私が一番知っている。この街道の雰囲気、
歴史の重み、そして、湧水の清らかさ、、、、。

この地は母の故郷である。私と父は富山の魚津の生まれである。
そして魚津もまた美しく旨い水の都であることだ。
水の流れる音を聴くことが、ことのほか好きである。眼をつむり聴いていると、それこそ母の胎内に帰っていくような安らぎを感じるのだ。

けれどボクは枯れてしまったのか?
美しい湧水とつぼみの桜と並木道を
歩きながら、「言葉」が湧いてこないのである。5.7.5さえ来てはくれなかった。死ぬ準備をしなくてはいけ
ませんね。俳句をつぶやくことさえ、できなくなったら、生きている意味がございませんのさ。      





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