明治神宮 ２００９年１月８日

　所属している俳句結社「百磴」（雨宮きぬよ主宰）の
月例吟行会に行ってきました。
　今月の吟行地は新年に相応しい明治神宮でした。

　千代田線でしたので下車駅は
明治神宮前駅の予定で乗っていたのですが
突然一つ前の駅、表参道で下りてしまったのです。

　午後一時の出句時間までは自由行動ですので
充分時間はあったのですが、結構早足で
坂道の歩道を歩いていました。

　すれ違いざまにお若い品のある女性に声を掛けられました。
「突然お声をかけてお許し下さい。声をかけずにはおられませんでした」
とおっしゃいました。
　ほんの少しの立ち話をしてお互いにお礼を述べて先を急ぎました。

　全く知らない人に声をかけたこの女性の勇気、というか
自然に発せられたように見えましたが、
それによって、声をかけられた人は感動をいただく…。
詳細は書けませんが私は生まれてはじめての経験でした。
別れた後、あたたかいものが残りました。
この方と巡り会う為に下車駅を間違えたのかと思ったりします。


　明治神宮参拝は二度目の筈なんですが
記憶が定かではありませんでした。

８日でしたので静かな方と思いますが、それでも
砂利道の参道は人混みで土埃が立っていました。


　大きい鳥居ですね。

　一の鳥居





　二の鳥居





　
　参拝を済ませて句会場に行こうかと時計を
見ましたらまだ時間があるので御苑に入りました。


　人工林とは思えません。
一人で歩くのは寂しいほどです。





　隔雲亭





　御釣台







　
　池の前にあるベンチに腰をおろして
しばらく池の鯉を眺めていましたら
やはりカメラマンがお声をかけて下さって
掌にお菓子のようなものを置いて
山雀が掌に食べにくるのを見せて下さいました。





　人を怖がらないのですね。
翡翠もいることを教えて下さって
写真は撮れたのですがピンぼけでした。
こういうときは良いカメラが欲しいなと思ってしまいます。





　菖蒲園があって





　その奥に「清正井」がありました。








　そうこうしている間に時間が足らなくなり
急いで北門を目指して出口に歩きました。





　もっとゆっくりと散策したいものです。



　句会場、神宮前区民会館へ一の鳥居前から
タクシーをつかまえてやっと間に合いほっとしました。
　
　月に一度、はるばると出かけて俳句の仲間の皆さんと
お目にかかれることも、とても楽しみとなりました。
集まって何かやるということは、幹事さんのご苦労あってのこと
感謝しています。








　


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読んで下さってありがとうございました。

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