俳句結社「」の吟行会が27日、28日、松代で実施され
館林支部からは2名の参加。車に乗せて貰って
無事に行ってくることができました。往復6時間ほど。
心配していた台風はそれてくれてお天気は二日間とも快晴。
山々は紅葉して眼を見張る美しさ。
まだ雪をきていない浅間山、雲の影が流れていきます。
松代では太平洋戦争末期に作られた大規模な地下軍事施設
「松代大本営」の一部見学が許可されている象山地下壕(ぞうざんちかごう)へ入りました。
ヘルメットを着用して。
地下壕を出づやこうりやん穂を垂れて 昌子
こうりゃんは当時、工事に従事させられていた人々の食料でした。
………。
次に佐久間象山が祀られている象山神社を参拝。
境内には大きな象山の漢詩、桜譜の碑や望岳譜の碑が建立されていて
秋の日を浴びていました。
秋日濃し高き板碑にの望岳譜 昌子
一位の実落ちて光れる高義亭 昌子
高義亭は吉田松陰の渡航事件に連座、国元蟄居を命ぜられたときの
住まいで、高杉晋作、久坂玄瑞、中岡慎太郎などと
この2階で会談したと言われています。
しづけさの紅葉の中の煙雨亭 昌子
煙雨亭は京都にあった象山最後の住居、煙雨楼の茶室を移築したもの。
次に行った松代城址は武田信玄が上杉謙信と戦う拠点として築いたもの。
城門、石垣などが復元されていました。
そして少々離れている川中島古戦場へ。
八幡原史跡公園となっています。
八幡社を参拝。
信玄、謙信の一騎打の銅像があります。
三太刀七太刀之跡の碑。
翌朝は11階の窓から
雪をきた白馬連山が眺望でき感動的な夜明けでした。
雪嶺の耀く夜明古戦場 昌子
翌日は句会終了後、ホテルから40分離れた
日本紅葉百選に選ばれた松川渓谷へまわりました。
紅葉のなかを落ちる瀧を眺め一路館林へ。
紅葉が丁度良い時期でしたね。
満足のゆく俳句は詠めませんでしたが
お天気に恵まれ、美しい紅葉を愛で温泉につかり
おいしいお蕎麦をいただき渋滞にも合わず
ホントに贅沢な吟行をさせていただきました。
感謝、感謝です。
学校や職場での「し んそう」体験会
人数の多少にかかわらず無料でさせていただいてます。
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しんそう館林木戸 電話 0276(74)0956
お読みいただきありがとうございました。
これからも宜しくお願い申し上げます。
形をなおすしんそう館林木戸