昨年は「しんそう方之会」発足30周年で
発足の地、広島で開催されましたが、今年は大阪の箕面に戻り開催されました。
何回となく箕面に行っていましたが
今年は館林研修生の方とご一緒したので「参加して良かった」と
言っていただけるよう、また無事に帰宅できるよう少し緊張がありました。
今まで研修会はひたすら研修をやってどこへも寄らず
往復していましたが、会場から50分程先にある箕面の滝を見たく
歩きました。
清流のせせらぎを聞きながら昆虫館や瀧安寺を横目に
ひたすら歩きました。時間があればゆっくり寄り道をして
自然に浸りたいところでした。
俳句の句碑が二つ目に入りましたのでその写真を掲載します。
一つは野村泊月句碑。
<椎の花八重立つ雲の如くにも 泊月>
泊月は虚子門「桐の葉」主宰。昭和23年5月瀧安寺にての作。
昭和36年2月13日没。行年80歳。
もう一つは箕面滝のしぶきを浴びて立つ後藤夜半の瀧前句碑。
瀧に向かって左手にありました。
<瀧の上に水現れて落ちにけり 夜半>
夜半(やはん)は虚子門。
明治28年1月30日生。 昭和51年8月29日没。
昭和32年10月建立。
この句は戦前、全国名所俳句募集の瀧の部一位入選作と
解説にあります。
瀧の前は観光客が大勢いました。
もう一つ句碑ではありませんが、昭和26年7月11日に起こった
集中豪雨により発生した濁流で救出活動中殉職されたという
箕面警察署長合田百一の記念碑(昭和62年9月建立)があり
足が止まりました。
紅葉のころは凄い人出ということです。紅葉にはまだですが
一度は見に行きたいと思っていましたので今年は叶えられて
とても嬉しい研修会となりました。
特別研修会は全国の「しんそう」研修生が年に一度
一堂に会して行う研修会ですが
まずは夕食の懇親会からはじまります。
その後、研修に入り夜中の26時まで研修が続き
翌日も一日研修するわけですが
このように人が沢山集まる大きい行事を恙なく行うには
本部のお骨折りがあってこそのこと、その上に
種種の係りが必要となります。
お若い研修生がどんどん増え積極的に動いている姿を
目の当たりにすることは非常に驚きであり喜びであります。
私のように年を重ねてきた者には眩しくてなりません。
ここに参加された研修生がまっすぐに未来を見据え
ぶれずに「しんそう」を広めて欲しいと願わずにはおれませんでした。
特別研修会詳細は本部ブログをぜひご覧下さい。
今年の特別研修会でご指導いただいた技は
ホントに簡単ですが健康の時の形
「解剖学的基本の肢位」に戻すには効果抜群の技と思いました。
大滝を見て元気をいただいたお陰で
随分歩いたのにどこにも痛みも出ず
しっかりと練習もできてありがたいことでした。
大阪研修の先生方に久しぶりにお目にかかれたことも
とても嬉しいことでした。お世話になりありがとうございました。
終了後、初参加の館林研修生の方と
早々に帰宅してしまい、挨拶もそこそこで申し訳ないことでした。
新幹線車中は研修を振り返り、楽しく会話をしたり
うとうとしたりして無事に帰宅しました。
ご指導いただいた技は翌日より早速使って
期待通り威力を発揮しています。
ありがとうございました。
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