日曜日は孫の日。仕事は帰ってから夜のみ。
3週間に一度お見えになる50代女性の患者さん。
大きなマスクをして見えたので「あれ花粉症なの?」とお聞きしたら
「そうじゃないのよ、風邪ひいちゃったのよ」とのこと。
熱はないのだけれど鼻水、鼻声、頭痛とのことでした。
風邪の患者さんの場合
私が一番初めにやらせていただく調整法は……なんですが
調整はじめたらお腹がなること、なること。
いつもはそんなになることなかった患者さんでしたので
二人して笑ってしまいました。
お腹って色々な音色をだすんですよね。
調整中、お腹がなるとお若い患者さんは特に女性の場合は
恥ずかしがる方もいますので
こんな話をさせていただきました。
人間の血管は、地球二回り半、9万7千キロもあって
それを心臓から出て心臓に戻るのに12秒とかで
回ってくるそうですよ。たった12秒ですって。
透析をされている患者さんの腕のシャントに耳を
近づけて血液の流れる音を聞かせて貰うと
轟音が聞こえてくるんですよ。初めて聞かせていただいたときは
それはそれは驚きました。からだの中を血液はもの凄い速さで
走っているんですね。 その音が聞こえてる間は安心なんですと
透析の患者さんがおっしゃってましたよ。
からだが健康の時の形に戻ってゆくと
目には見えませんのでわかりませんが
血液の流れが変わるんですねきっと。
左右非対称から左右対称の健康の時の形に
変わるわけですから組織が100パーセントの
力で働きだし、勿論胃腸も活発に動き出し
その変化の音を出せるところはおなかきりないんですよね。
だから、良いことですよ。恥ずかしいことないですよ。
調整が終わったときに鼻声が改善していました。
患者さんの一言は「ぼうっとしていた頭がはっきりしました
今日、丁度予約しておいて良かったです」でした。
何かしら良くなっていることを自覚して
お帰りいただけて嬉しいです。
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お読みいただきありがとうございました。
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