水曜日は早稲田オープンカレッジの日。
後期は「宮河歌合」ですが
今日は三十二番の右の歌
<松山の浪に流れて来し舟のやがて空しくなりにけるかな>
この一首に関して何と90分講義して下さったのです。
この歌は崇徳院の配流・他界とその御所の
跡さえなくなったことへの深い悲しみの歌とテキストにありますが
山家集にある崇徳院関係の数々の歌から、
愚管抄、俊頼髄脳、保元物語等々を通しての
時代背景の考察、内容の濃いお話で先人の足跡に驚くばかり。
一生懸命講義して下さっているのに
頭には殆ど残っていなくて申し訳ないのですが
頭の中を素通りしてでも現在に至るまでの
日本人の歩みをもっともっと知りたくなります。
休むと損をしてしまいそうで
相変わらず週一回とっとことっとこ往復している早稲田通いです。
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読んで下さってありがとうございました。
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