おそば屋さんから建仁寺へ移動しました。 まだちょっと雨が降っています。
建仁寺は「建仁寺派」という臨済宗の寺院です
建仁2年に創建されたので年号から「建仁寺」となったそうです
地元では「けんねんさん」と呼ばれるそうです
私は建仁寺が日本最初の禅寺と思っていましたが、博多のお寺の方が先と言われています
開山は栄西(ようさい)禅師。中国から茶の木の種を持ち帰り日本にお茶を普及させた「茶祖」と呼ばれています
お庭のお茶の木の生垣が見事です!
こちらは珍しく「CAMERA OK」なのです!
撮影可能の表示(ピクトさん?)がカワイイので、外人さんたちも写真を撮っていました
「風神雷神図屏風デート」(井上亮)で盛り上がるYと私 (知っている人が一人でもいれば嬉しい・・・)
国宝「風神雷神図」は俵屋宗達の琳派の絵画(もちろん、飾ってあるのは複製)
三島由紀夫が「奇抜な構図」と評したり、扇絵の構図とも言われています
風袋を持つ風神、天鼓を背にした雷神、にじみの画法であるたらし込みの雲
屏風前面に貼られた金箔以上に存在感があります(^.^)b
長女Yの右側に風神雷神図屏風(複製)が飾られています
庭の反対側からもよく見えます
禅寺なので達磨大師の掛け軸などもあり、華美な装飾も少ないですね~
庭に向いている書院欄間には建仁寺の桐紋(二引の桐紋)が施されています(ピンぼけですが)
違い棚の上にも透かし彫り
落ち着いたデザイン。元は唐草なのでしょうか?
方丈の長い廊下
建物の外周全てに建具が入って、壁が少ない建物です
そのため1934年台風に寄って倒壊してしまいました
1940年には創建当初の柿葺きで修復、1962年銅葺きになりましたが、2013年に柿葺きに戻されました
これから双龍図を拝観します。楽しみ! 16・に続きます