手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

またまた京都~(*´ω`*)・2日目  15・建仁寺の風神雷神

2014年04月18日 | 旅行

おそば屋さんから建仁寺へ移動しました。 まだちょっと雨が降っています。

建仁寺は「建仁寺派」という臨済宗の寺院です

建仁2年に創建されたので年号から「建仁寺」となったそうです

地元では「けんねんさん」と呼ばれるそうです

私は建仁寺が日本最初の禅寺と思っていましたが、博多のお寺の方が先と言われています

開山は栄西(ようさい)禅師。中国から茶の木の種を持ち帰り日本にお茶を普及させた「茶祖」と呼ばれています

お庭のお茶の木の生垣が見事です!

こちらは珍しく「CAMERA OK」なのです! 

撮影可能の表示(ピクトさん?)がカワイイので、外人さんたちも写真を撮っていました 

「風神雷神図屏風デート」(井上亮)で盛り上がるYと私 (知っている人が一人でもいれば嬉しい・・・)

国宝「風神雷神図」は俵屋宗達の琳派の絵画(もちろん、飾ってあるのは複製)

三島由紀夫が「奇抜な構図」と評したり、扇絵の構図とも言われています

風袋を持つ風神、天鼓を背にした雷神、にじみの画法であるたらし込みの雲

屏風前面に貼られた金箔以上に存在感があります(^.^)b

長女Yの右側に風神雷神図屏風(複製)が飾られています 

庭の反対側からもよく見えます

禅寺なので達磨大師の掛け軸などもあり、華美な装飾も少ないですね~

庭に向いている書院欄間には建仁寺の桐紋(二引の桐紋)が施されています(ピンぼけですが) 

違い棚の上にも透かし彫り

落ち着いたデザイン。元は唐草なのでしょうか?

方丈の長い廊下

建物の外周全てに建具が入って、壁が少ない建物です

そのため1934年台風に寄って倒壊してしまいました

1940年には創建当初の柿葺きで修復、1962年銅葺きになりましたが、2013年に柿葺きに戻されました

これから双龍図を拝観します。楽しみ!  16・に続きます