清水さんを後にしてすぐにまた雨が降り出しました
ほんとに何なの!? とツッコミしたくなるくらいの変化しすぎるお天気
産寧坂から二年坂を下り、傘をさして人々が行き交います
私たちは足袋のカバーの用意もなく、足元が濡れている状態で歩き続けています
ちょっと寒いな(T_T)
寒さを歩くことで紛らわし、ゆるい坂道を下って行きます
八坂神社は祇園のすぐ近くで、宵闇で有名な「祇園御霊会(御霊会)」
通称「祇園祭」を祭礼にされています
昔は朱色が高価だったため、朱色をたくさん使う神社は氏子さんたちが
しっかりされているのだと言われています
飛鳥時代に伝わった当初は左右共に獅子の姿だったらしいのですが
平安時代には「獅子」と「狛犬」を対で置くようになったそうです
角のあるのが「狛犬」です
戦前の八坂さんの狛犬も金属供出でなかった時期もあったそうですが
もうそんな時代が来ないことを願います
八坂さんの御朱印には、神紋でもある「五瓜紋」が押されています
五瓜紋は木瓜紋の一つできゅうりの輪切りが基になっているため
祇園祭の期間中はきゅうりを食べなかったりする習慣があるらしいです
八坂さんは素戔嗚尊を主祭神としていて、木瓜紋は素戔嗚尊の神紋でもあります
八坂神社の正面、祇園の交差点です
交差点から八坂さんを撮影する人、観光でお店を見て歩く人、
交通機関の乗り継ぎの人などで朝から夜までひっきりなしです
(美味しくて、安かった!また食べた~い)
境内ではお祭りでなくても露天が出ています
東京では見たこともないものもたくさんあり、目移りしちゃいます
これは「京はしまき」 (だし醤油とソース味があります)
お好み焼きを薄く焼いて、割り箸を割らないままの棒にくるくる巻き
棒を持って食べるものです
お漬物とかも入っているとお店のお兄さんが言っていました
京都は「着倒れ」じゃなく「食い倒れ」なのでは?
「するめの天ぷら」には常に人だかりが絶えない様子
スルメと表記されていますが、「さきいか」を使っているようです
さきいかをお酒につけて衣をつけて揚げるらしいです
次回チャレンジするメニューの一つにしておこう!
関西の「たこせんべい」 は「たこ焼きをエビセンベイに挟むタイプ
ソースの焦げる匂いは何という暴力的な魅力なのでしょうか?(^.^)
たこせんべいは昭和40年代に大阪岸和田でスタート!
学習塾帰りの生徒たちがたこ焼きを買う時に
器がゴミにならないようにエビセンベイを器代わりにしたのが始まりと聞いています
さすが大阪・・・無駄なことはしないのね~
そろそろ歩き疲れてきました。どこかでお茶したいな 19・に続きます