2009.02.11(水)
会社で企画した「健康セミナー」を受講した…今回のテーマは「睡眠時無呼吸症候群」…
講師は,「山口ハートクリニック」(山形市花楯2丁目50-3,TEL023-615-2215)の「山口清司」院長…
山口先生の講和を要約すると…
通常「いびき」と言えば家族や友人から「うるさくて眠れない」と言われる代名詞…自分のいびきの音で目が覚めることもあるが,「いびき=睡眠障害」(病気)を疑う人は少ない…「いびき」は自他の睡眠の妨げになるばかりではなく,深刻な症状を示す場合もあるため注意深く観察する必要がある…
とくに注目されているのが「睡眠時無呼吸症候群」(Sleep Apnea-Hypopnea Syndromes=「SAS」)…文字通り寝ている間に無呼吸になること…その定義は「一晩の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上おこるか,睡眠1時間あたりの無呼吸数が5回以上の場合」とされており,重度の症例では呼吸困難になり死を招くなど生存率が低下する…
無呼吸症候群は睡眠中酸素不足になりやすいため,日中の眠気や集中力不足に陥りやすく,交通事故など多くの重大事故の原因となることも…さらに精神不安定などの症状が現れることもある…
いびきをかいていると一見熟睡しているように見えるが,実際には気道が塞がり空気の通りが悪く「いびき」を発生しているため,呼吸が抑制され,眠りが浅く,ほとんどが睡眠不足に陥っている…一時的な「いびき」程度は問題ないが,毎晩「いびき」をかいたり「呼吸が止まっている」ときには「高血圧症」や「虚血姓心疾患」などを発病する恐れもある…
「睡眠時無呼吸症候群」の有効な治療法の一つに,鼻にマスクを付けて空気を送り込むC-PAP(シーパップ)という治療法があり,圧力を加えた空気を鼻から送り込むことによって,気道の閉塞を取りのぞく治療法…
肥満の人だけではなく,痩せている人も「無呼吸症候群」になるケースもあり,痩せているからと言って安心はできない…
「睡眠中に「いびき」が止まり呼吸をしていない」と指摘されたことのある方,日中に眠気を感じ集中力不足に陥りやすい方…ぜひ一度医師に相談してみてはいかがだろうか…
【本日の体重 : 71.2kg】
(ダイエット開始から1107日目 : -33.5kg … 目標体重まで,あと3.2kg)