EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

発表会

2006年05月01日 | 日記
6/3に個人レッスンに来られている方の発表会をする事になりました。
生徒さんが増えたらいつかしたいなあと思っていました。

というのも、子供の時から発表会は一大イベントだったからです。
私の音楽の始まりはYAMAHA音楽教室でグループ演奏コースでした。
1クラス7、8名でエレクトーンなどの合奏を愉しむコースです。
YAMAHAの発表会はそれはそれは規模が大きく、
いくつかの教室合併型なので本当にイベントのようになります。
当日は教室ごとにトレーナーを来ます。
そして、舞台ではお母さん達が夜なべしてせっせこ衣装を作ってくれます。
幼稚園の頃の曲、ハイジでは袖がふあっとふくらんだ白いブラウスに
赤いフリフリのスカート。
ドラゴンクエストの時は一番凝っていて、登場人物の衣装に似せたものなど、
なかなか苦労をかけたと思います。

子供の発表会とは言えども、エレクトーンを使うとあらゆる事ができますし、
なかなかの迫力満ちた発表会でしたよ。

そんなハイテクな楽器を弾いていた私が古楽をするようになるとは
驚きですが、、、、。


今回の発表会は皆さんと話し合って決めていきました。

アンサンブルから音楽をスタートした私は、音を通して人と分かち合える
音楽は本当にこの上なく素晴らしいと感じています。
アンサンブルしてみたいな~の声を聞き、
それを生徒さんたちとも共有できたらと願って、企画しました。


リコーダーを吹く人なら感じるでしょうが、緊張がどれほど敵か。
リコーダーは息が直接音に変わる楽器なので、
緊張で息がしずらくなるのですよね。
指もそうですが、一番の敵は息のコントロール。
緊張しすぎると呼吸困難になるのではと思います。

初めて人前で演奏する方は、緊張が一番の恐れになるので、
そうならないように、
「みんなパジャマで座布団で発表会!」
にしようかな・・・・。

でも、実は本当に座布団にはなりそうな予感なのです。
わらけますが、そこもまたよいなと思って。。。


先日は生徒さんを集めて初めて顔見せがてらアンサンブルをしました。
とても楽しかったです。
同じものがスキというパワーは本当にいいなあと思います。
生活環境が全く違う中、同じものを見つめて、その人たちが
出会えるという機会はありふれているわけではないですから。

いよいよ、来月はチェンバロと合わせをします。
みなさん嬉しそう。
憧れのチェンバロを伴奏に自分の好きな曲を演奏できる。
今までになかった愉しみなのでしょう。


6/3(土)芦屋のサロン・ド・パンにて
14:00~(予約要)

バロック音楽をはじめ、ルネサンスアンサンブル、
世界の民謡などリコーダーの愉しさがつまった発表会になると思います。
席に限りがありますが、興味のある方は是非お越しくださいませ。