都立薬用植物園にて
ノカンゾウ
草丈70cm 花径7cmくらいの一重咲の花が数個つき下から順に上向きに咲きます。
ヤブカンゾウ
草丈1m 花径8cmくらいの八重咲でノカンゾウより一回り大きく華やか。
共に一日花ですが次々と咲き
曇天の元、鮮やかな朱色~橙黄色は何だか元気になりますネ♪
ロックガーデンでは草丈1~1.5mに伸びたユウスゲ(別名 夕菅、黄菅)が風に揺れていました
夕方から咲き始め、翌日の午前中には萎む事からだそうです。
雑木林エリアではヤマユリの良い香り
オニドコロ雌株の花は下垂
オニドコロ雄株の花は直立
ムラサキミツバ(黒三つ葉、銅葉三つ葉)
花径3mmほどの可愛らしい~(*^^*)
オオボウシバナ(大帽子花)
帽子花はツユクサの別名でオオボウシバナはツユクサの変種
美しい青色色素は水で希釈すると色を失う性質から友禅染の下絵描き用として利用されます。
カワラサイコ
スズカケソウ
マネキグサ
ヤマハクレン(山玉蘭)
目の高さに咲いている姿が見たく、懲りずに来園・・・おしいぃ(._.)
ボランティガイドの方曰く、夜に開花するので「夜の観察会があればね~」と
原産は中国南部の標高1500~2000mの山地、人知れずひっそり咲いているのでしょうネ。
この季節の定番から始まり、
見たことが無い、オニドコロ、ムラサキミツバと小さな花、撮るのに苦労されたのでは?
オオボウシバナは、ツユクサの別名なんて、
初めて聞きました^^;
そして、締めにカワラサイコ、スズカケソウ、マネキグサと、珍しい花を見せてもらいました。
スズカケソウの紫の花、涼しげで、とても綺麗です。
薬用植物園、多種多様な花の育成が素晴らしいですね^^
ムラサキミツバ、スズカケソウ、マネキグサ 、どれもまだ見たことがありません。
どれもお薬にも利用されるのでしょうね。
梅雨空が続くようなら植物園めぐりをするのもいいですね。
日本画で青花紙(下絵用)もこのオオボウシバナから作られるようですが
オオボウシバナの花径は4cm位でツユクサより大振りとはいえ
とても手のかかるモノだそうです。
あまり風が無かったので、小花を撮るのに良いかと思いきや・・・
梅雨寒でうっかりしていましたが、蚊の攻撃にのんびり構えていられませんでしたぁ~(>_<)
私もスズカケソウはここ薬用植物園で見るくらいです。
スズカケソウ、マネキグサのネームプレートには薬効明記はなく、絶滅危惧種と・・・
無くならないでほしいですネー(^^)
今日はちょっと蒸し暑い一日でしたね。
天気予報でマークが並んでいるのを見ると
暑いのは辛いけど、梅雨明けが待ち遠しくなります。