都立薬用植物園にて
ミシマサイコ （セリ科 ミシマサイコ属）
生薬名：柴胡
根部が解熱・鎮静・消炎などの作用があり多くの漢方薬に配合され
和名は静岡県三島で産出したものが良品であった事からだそうです
葉は細長い平行脈の単葉
草丈60㎝ほど、黄色い小花は霞のように群がって咲きます
雨滴がついて綺麗でしたが、細かな花部を撮りに再訪問～(*^^*)
ハマビシ （ハマビシ科 ハマビシ属）
生薬名：疾梨子
利尿・消炎・止痒・疲れ目回復作用
水生植物のヒシに似た果実から浜菱だそうです（踏んだら痛そう～）
海岸の砂地で地表をはうように伸び良く分枝
1㎝ほどの淡黄色の花は7月頃から咲き始め、花期が長いですネ
イシミカワ
ビャクブ
クソニンジン
ゲンジン
キャッサバ
センニンソウ果実
オオベンケイソウ
ネコハギ
エビスグサの元で雨宿りのイチモンジセセリ
雨の日の植物園はいつもと違う草花の姿が見れて楽しいですが・・・
途中、強めに降り出して ほどほどが良いなぁ～(._.)
昔は、ミシマサイコがたくさん咲き柴胡の原と
呼ばれていて、そこから来たそうです。
今は、ほとんど絶滅してしまい、
市が一部で、育てているだけだそうです。
薬草でもあるから、薬用植物園で育てているんですね
ハマビシまさに、菱ですね。
ネコハギも咲き秋を感じます。
そして、雨露に濡れた花々、綺麗ですねぇ😉
自生のものはレッドリストになってしまい残念ですが
何でもない野原にミシマサイコが群れて咲く風景、さぞ 綺麗だったでしょう～
少しでも「柴胡の原」が広く 再生されると良いですね。
細かな毛に覆われたネコハギに雨滴がついて、ホント可愛らしかったです。
雨の日は殆ど人がいなく、虫や鳥の声だけが聞こえる植物園ですが
カメラも自分も何だかじっとりとしてしまうのが難デス(-_-;)
やっと今日はお出かけ日和の秋晴れとなりそうですね！