空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『虹猫喫茶店』

2018-07-02 21:16:32 | 猫町パレード
『虹猫喫茶店』坂井希久子  を読む。

『飼い主に愛されて死に別れたペットはみんな、虹の橋のたもとで主を待っていてくれるのだという』

うんうん。よく言われているフレーズだね。

この言葉が書かれていたことから、
本の内容を想像して読み始めたら、違かった。

「猫の世話をするだけの簡単なお仕事」
こんな求人募集を見て、獣医大学一年生の僕はある古ぼけた喫茶店を訪ねた。
そこで待っていたのは、「猫バカ」で引きこもりの美しきオーナーと里親募集中の捨て猫たち。
任された仕事は、厄介な婆さんが住む猫屋敷の掃除と店の猫に生涯愛してくれる飼い主を探してやること。

猫屋敷と化した老婦人の家。
脱走した飼い猫が妊娠した場合の対処。
TNRのこと。
里親探しの条件。
避妊もしくは去勢。

ねこをとりまく環境は、
ねこが望む望まないにかかわらず
人間が決めてしまっているんだよなぁ、と思う。

我が家のネコさんたち。
幸せなんだろうか。

私にできうる限りのことはしようと思う。


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