『金曜日の本屋さん』名取 佐和子 を読む。
#読書記録 で見つけた本。
自分では見つけられない本かもしれない。
「北関東の小さな駅の中にある本屋は“読みたい本が見つかる本屋"らしい」という
ネット上の噂を目にした大学生が
なくした本を見つけるためにその本屋を訪ねて…
お客様が本の海で溺れないように
要所で浮き輪を投げてやるのが、本屋の役目さ
こんな言葉を読んで、
ああ、だから私は本屋 . . . 本文を読む
退職されるかたを見送った。
びっくりするくらい、退職の当日まで働いて、去っていった。
思うのは、準備が整うのを待っても
これで万全!
何の心配もなし!
の状態にはならないのだなぁということ。
人生には思いもよらないことも多々起きるし
できない言い訳はいくらでも出てくる。
そして容赦なく時間は流れていくんだ。
彼女が退職することを知ってからの日々、
そのあとのことを考えると憂鬱になった。
そ . . . 本文を読む
いろいろなジャンルで活躍する人の、
心に響いた言葉を集めた雑誌。
私は、本を読んだときに気になった言葉を書きぬいている。
心に響く、というとなんとなく、「良い感情」「前向きになれる言葉」のような気がするけれど
必ずしもそうではなくて、
「突き刺さった言葉」も書かれている。
だから読み返すと、かさぶたになって治りかけていたこと、半分忘れかけていた傷口が開くときもある。
でもそれも大事かなと思っ . . . 本文を読む
「Yogaソックスを編みませんか?」とお誘いをいただいた。
はるばる東京から、先生が来るそうだ。
長年、某企業で手編みの本を作成、ご自身でも編まれていたそうで、
手編み教室を少しずつ初めていて
今後はオーダーメイドを受けたりしていこうか…とお考えだとか。
自己流で編んできたけれども、
きちんと一度、習ってみたいと思っていたんだ!
ということで、参加してきました。
様々な年代の、さまざまな経験 . . . 本文を読む
連日観戦。
今夜の男子フリープログラムも熱戦だった。
ネイサン・チェン選手の、圧巻の演技。連覇、すごい!
羽生結弦選手の意地、怖いくらいの集中力もものすごかった。
(そして、プーさんの数も!)
宇野くん、応援してます…
男子の技は、どこまで行くんだろう。
そして、演技力や、ダンサーとしても要素なども
どんどん洗練されて、要求されるようになって
スポーツなんだけれども
なんて特殊なんだろ . . . 本文を読む
どうやら、忙しくしているのが伝わりにくいらしい。
「そんなに忙しくないかと思っていた」
と、仕事を積んできた人に土曜日に言われて
若干「イラッ」として、いけないなあと反省。
穏やかに過ごしたいのに。
「仕事は忙しい人に頼め」といわれるしな。
いやしかし!
今週は「(頼まれごと)思い切って断るが吉」なんて出てたじゃないか…
(まったく断れなかった、というか、断ろうと試みても一蹴された)
グ . . . 本文を読む
『わたし、定時で帰ります』朱野 帰子 を読む。
定時で帰る! 事を信念とするアラサー女子。
皆勤命の同僚、
役員を目指すワーキングマザー、
会社に寝泊まりする無能男、
すぐ「辞める」という期待の新人、
自分勝手で無能な上司、
仕事が凄く出来るけれど仕事中毒の元婚約者…
誇張されて、ある程度の型にはめてある感はあるけれど
どことなくこういう人、いそう…
という感覚があって、
またその言い分が . . . 本文を読む
震災の日、とてもきれいな星空だったそうだ。
真っ暗闇の中でみあげた星空。
亡くなった人が星になって輝いているのか…と思った人、
見つからない家族の、道しるべになるようにと祈った人、
きれいだと思ったことに罪悪感を感じた人、
星空なんて見なかった、その夜の思い出は燃え盛る炎だった、という人…
思いを聞くと、今でも胸が痛むし
あの日、TVから流れていた映像を思い出す。
実際、今でも無力だと感じ . . . 本文を読む
年度末、年度始めへの準備でバタバタしているうちに、
今年もこの日がきました。
その日にあわせて東北へいった同僚が
「おのくん」を連れてきてくれました。
おのくんは、靴下を改良して作られる
いわゆるソックモンキー。
宮城県東松原市の小野駅前応急仮設住宅の人々の住処であった東松島に来てほしいと願って生まれた人形です。
里親になるのです。
苗字が「めんどくしぇ」名前が「おのくん」です。
我が家には . . . 本文を読む
『常設展示室』原田マハ を読む。
本当の感動は、作品を観終わったあとについてくる。
たとえば、その作品を観たのが美術館なら
そこを出て食事をして電車に乗り、帰宅し、眠る直前まで、
観た人の一日を豊かにし続ける。
それが名作というものだ。
そんな経験が、確かにある。
私はたいてい、友人と連れ立って美術館へ行き
入り口でわかれて、それぞれひとりで鑑賞して、出口でまた合流。
そのあとその感動と . . . 本文を読む
相変わらずの毎日。
変化の波が押し寄せてきているよう。
そしてその波に、乗りたいのか、乗りたくないのか、
ゆっくりしっかり考えることもできす
ともかく目先のことを片付けるので精いっぱい。
こんなに忙しいことが続くわけがないと思うのに、
翌日にはそれ以上が押し寄せる。
もうヤダ…
とだらけてしまいたい気分。
友達が遊びに来た。
参道を歩いてみる。
まるで森林浴。
おみくじは大吉。
良 . . . 本文を読む
『蜜蜂と遠雷』は、浜松国際ピアノコンクールがモデル。
その第10回大会のドキュメンタリーをみた。
牛田智大さん、19歳。
ピアノを選ぶところから。
3台のなかから1台を、10分の試奏だけで。
1次通過は1/3。
88名→24名→12名とへっていき、本選に臨めるのは6名のみ。
小説さながら
最年少14歳のコンテスタント。
世界各国からの挑戦者。
ピアニストとしての機会を求めて挑戦するピアニス . . . 本文を読む
『星をつなぐ手 桜風堂ものがたり』村山早紀 を読む。
『桜風堂ものがたり』の続編。
どんなPOPを作ろうか、から、どのくらい仕入れようか、の予測まで…
やっぱり、出版の仕事も、書店の仕事も、好きだったんだなぁ私、と思う。
結構な重労働で、筋肉ついたりしたけれどww
地方の小さな書店には、人気作の配本がない、出版の営業も相手にしてくれない…。
これもまた、よく聞くこと。
そういう話も盛り . . . 本文を読む
『百貨の魔法』村山早紀 を読む。
最盛期を過ぎた百貨店の行く末というのは
たびたびニュースでも見かけるので、想像がつく。
この本の「星野百貨店」も「閉店が近いのでは?」と噂が飛び交う。
エレベーターガール、新人コンシェルジュ、
宝飾品売り場のフロアマネージャー、テナントのスタッフ、創業者の一族…、
それぞれの立場で街の人びとに愛されてきたデパートを守ろうと考え、行動している。
愛されて . . . 本文を読む