『あの日、マーラーが』藤谷治 を読む。
2011年3月11日。
あの日。
マーラーが響いたんだそうだ。
あの頃、音楽には何の力もない気がしたり
通常の生活を送ってはいけない気持になったり
何かできることはないかと思ったり
無力さを強く感じたり…
そんな時だったように思う。
マーラー、流れたんだ。
聴きに行った人も、いたんだね(よかった)。
今だから、かもしれないけれど
その場に行った人がいて、本当によかった。
12月に行ったコンサートでは
今回も募金箱を設置しました。
義援金として福島県にお送りしたところ
とても丁寧な長文のお手紙が届きました。
音楽では(ましてやアマチュアの音楽では)
実際には何もできていないかもしれない。
でも、少しでも。
一年に一回でも、離れた場所に住む人たちが、同じことを一緒に考える時間があってもいいんじゃないか。
そんなことを思いながらコンサートのステージに立ったりしています。
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