空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

ペルーの日系移民の話

2013-02-23 18:39:57 | 音の旅
2月21日放送 BSプレミアム:旅のチカラ「移民たちの“島唄”~宮沢和史 ペルー~」

「島唄」で知られるミュージシャンの宮沢和史が、初めてペルーを訪ね、日系人ミュージシャンとともにコンサートを行う。南米で最初に日本人が移住し、壮絶な苦難を味わった国。日系移民たちは歌や芸能を共有し、力を合わせて今まで生き抜いてきた。自分の歌の道を探求する宮沢は、今も元気に生きる1世から日本語を話さない4世の若者まで、移民たちが日本の歌に託してきた思いに触れ、それぞれの人生を支えた「島唄」を見つける。


“島唄”が南米でカバーされ、大ヒットしたのは知っていた。
だからペルーへ行ったのかな?くらいに思って見始めたのだけど。

日系ミュージシャンとともにコンサートを行うためにおとずれたペルーは、
沖縄からの移民が多くいて、
日系4世などになると、もう、日本語は話せなくなっている人もいるし
日本は遠い国なのだろうけど
日系人みんなで日本の祭りを再現した祭りを行っていたり
「歌詞の意味は分からないけれど、すごく心に響く歌」といって、日本の歌を歌ったりする。

宮沢さん自身も、東日本の震災の時に、ミュージシャンとしての限界や苦悩を感じたのでしょうね。
でも「音楽はおなか一杯にはならないけど、胸はいっぱいになる」っていってた。
それも大事なことだよね。
そういう気持ちになるまで、いろんな感情の動きがあったろうけれど。


番組の冒頭の、ペルーの空港に降り立った時から
紹介には出てきてなかったけど、ディアマンテスのアルベルト城間さんが一緒に行動していた。
彼の歌声を初めてきいた時、衝撃を受けたんだったなぁ。
久しぶりに元気そうな姿を見て、うれしくなった。


「歌があったから、今まで生きてこれた、なかったらもっと早くに・・・」
と話していた98歳のおばあちゃん。
歌に込められたそれぞれの思い、みたいなのもすごく感じた。


それと、先日読んだ本に出てきた言葉を思い出した。
「なあ、この曲はちゃんと誰かに届いてるのかよ?」

届いているんだよね、宮沢さん。


私の奏でるつたない音楽も、どこかでなにかにつながっているといいなぁ。



宮沢さんと、アルベルトさんが同い年というのも驚きだった・・・・

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