がんばれ、日本の若者

このところ、クーラ様にお出ましいただき（Yさんありがとう！）
声楽に無知な私に、さまざまな世界を紐解いていただいております。
イタリア語等、要するに“日本語以外”の言葉で歌っていただいておりますので、
意味はなかなかわかりませんが、
韻を踏んでいる様は心地よく、
深い歌声は果てしなく、別世界への誘いのようです
よかった、知る機会があって。

でもって例のごとく、「この歌劇はなんぞや？」とか
「どんな場面で歌われているんだ？」などなど興味を持ってしまうものだから
聞き終わって感想を述べるまでには果てしない時間がかかりそう。
一言「お気に入りです」これはすぐ言えることだわ。


さてさて、今日は和製IL DIVO（今でもこんなキャッチを“まだ”使っているんだろうか・・・？？）
ESCOLTA　のデビューアルバムが密林から届きました。
（こんな時だけ迅速な対応をしよってからに・・・・）
ちょっとね、わかりやすいですわよ。
何が、って、まず歌詞が日本語ですわ（笑）
そして、「あ～これはオペラのテノール」「はい、POPS VOICE」「間違いなくバリトン」「じゃあこれがミュージカル・テノールって方ね」とね。
そして「Sebで始まるつもりで、この人がでだしを歌ってるんだろうな」とか
「盛り上げるところはこのテノールなのね」とか・・

実はそんなに意識して作っているわけではないのかもしれないけれど
ほら、こっちの頭の中にはIL DIVOがいるものですから。

曲もちょいちょい知ってる曲を挿入してくるくせに、歌詞は日本語。
おもしろいミスマッチ。いや意図的なのか。
セリーヌ・ディオンを入れるか。
“MAMA”の対抗馬は“My son”なのか。
ラッセル・ワトソンも歌っていた“Volare”、歌っちゃいますか。
♪今年も海に行くって、いっぱい映画も観るって、約束したじゃない～会いたい・・・♪
っていう曲の返答だろうか？と思った“生まれ変われるなら”

濃い内容です。突っ込みどころ満載

意外に嫌いじゃないところが、また何とも。

今までにないグループかもしれないです。
歌の上手い日本の若者、っていうのもあんまりTV等で見ませんし。
お子ちゃまが舞い踊るのは見飽きましたわ。

頑張ってもらいたいですね。
でもIL DIVO の名前は出さないでね。
別物として、がんばれ、日本の若者。