空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

2017-07-11 23:09:58 | 奏でる
「リコーダーは息を使うでしょう?
息は「自」分の「心」と書くでしょう?
心がそのまま音に出る楽器なんだよ。
だからね、音楽の背景を知るのは、大事。
知ることで音がガラッと変わるからね」



最近の後ろ向きな迷い、または知ろうとする少し前向きな気持ち。
そんな私を後押しをしてくれる人、迷いを払しょくしてくれる言葉に
必要としているときに出会うもんなんだなぁ。


ラテンの血が流れていないと、タンゴやフラメンコなどは難しい。
なんていう言葉もきいたことがあるけれど。

でもさ。
先日のコンサートできいた、フラメンコギターの沖さんも、バンドネオンの小松さんも。
たぶんラテンの血は流れていない、日本人だよね。
でも、追い求めて、探求して、今に至る、だよね。

ほかの言語で、例えば英語やイタリア語で歌われるアリアを
日本人が歌うのは、発音から、または容姿からしてちょっと変であることもある。
でも、なんとかして、と目指している人もいる。

反面、日本人にしかできないことっていうのもあって。
それは日本語の唱歌(もしくはそれに準ずる歌)を、
日本語で丁寧に歌うのは、それはそれで素晴らしいんだなということに最近気づいた。

日本の伝統芸能の良さも再認識した。

とあるところで、和楽器の演奏者の方とつながったりもした。

日本人であることの良さと、
外国の音楽を奏でることの難しさと。
でも正々堂々、今の自分を見せる潔さと。
どれもいいよね、と教えてくれた人に、また会うのは難しいのかもしれないけれど。

寂しいなぁと思っているときにも、
また別の誰かが大事なことをちゃんと伝えに来てくれる。
そうやってつながって、
ぐるっと回っていつかまた、会えるのかもしれない。

まあ、会えなかったとしても、
これをしようとしたきっかけはあれだった。
あの時こう思ったからだった。
というのが明白であるというのは、いいことかも。

始めた理由がわからないものもたくさんあるものね。

がんばれがんばれと、風を送ってくれる友人がいる。

やっぱり「How lucky I am!」なのかも。

とりあえず、「息」磨いてみるか。

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