図書カードの行方

その昔、バリバリ働いていた頃
年に数回、会社から図書券（のちにカード）が支給された。
後日何を買ったかのリストと感想をレポートとして提出。

だがしかし。
その頃は本屋のあいている時間（～１９：００）に仕事が終わるわけもなく
今のようにネット通販が盛んな時代でもなかったので
提出日が近くなると、みんなで書評欄を血眼になって漁ったり
まぁ・・・なんていうか・・・
社会人になっても相変わらず宿題の締め切りに追われるかのような・・・


さて。
夫が図書カードをくれた。
「使っていいよ。本たくさん読むでしょ」と言ってくれたのだけど
経験上「レポート提出ですか？」という感覚に。

「まさか」と笑っているけれど、どうも・・・提出先に言われるとなぁ・・・

急に丁寧口調になって
「最近、ＰＣでこういうことがわからなくて、
どうにかなるかと調べながらやってみたけれどできなくて、
最悪なことに入力したものが一瞬で消えました！」
と訴えてみたら
「会社では、ＰＣに強い人でもこういう本を片手に仕事をしている。
つまりできない奴は、もっとそういうのが必要なのではないか」

それはつまり、勉強しろということですね？
　　　「必要だと思うならば努力したほうがいいということです」

・・・・・・・・・・・

やだやだ。

ではこの図書カードでそういうもの「も」買わせていただきます。
「これで報告すんだもんねっ！残りは好きなの買うからねっ！」

あはは～と笑われてしまった。

いくつになっても勉強は必要なようで。