空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

さて。

2017-02-22 23:38:43 | 音の旅
フィギュアスケートの録画をたんまり送ってくれた友達からは、こちらの録画も。

Le Velvets。

どうしても低音が好きなので、当然男性の歌う歌のほうが好き。
テノールよりはバリトンが好き。
(バスまでいっちゃうと、低すぎるかな…
 ていうか、バスのソロとかコンサートってあんまり聴いたことないし…
 あるのかな?)

いままでだって、男性4人組の歌はたーくさん聴いてきた。
クラシカルクロスオーバーだってたくさん。

にしても、このLeVelvetsの異色さ具合はどういうもんだか…
知らない世界が広がっていて、「なんなんだ?」という感じ。
(まだ、好き、と断言できるまでには至っていない)

有料放送につき、視聴できないのを、録画してくれたのでした。

The Vocalists
情熱の大地・アンダルシアの旅
One Night Special Concert ~新たなる旅立ち


なんか、わかってきた。
クラシックの発声であることは崩れないうえで
ミュージカル要素がだいぶ入っているんだね。
歌いながら、フォーメーションを変えていく、
歩いていって、立ち止まって歌う、踊る、ポーズをとる、
そういうのを見慣れてないから、びっくりするんだな。

(またミュージカルだ…)

でも、ミュージカルだ、と思えば、
すっごい日本語歌詞も、許せる気がしてくる。

日本語で歌ってくれるのは歌の意味が分かりやすいし、いい面もたくさんあるんだけど
本来、他言語の歌詞がついた歌を日本語で歌うと、なんだか恥ずかしい歌詞になるように感じるんだよね。
「愛してる~! 君がいなければ~この世が終わる~」
とかって、いくら感情が高ぶったとしても、日常的に言ってる日本人は私の周りにはいない。

あっけにとられはするけれど
彼らの最後の一音の余韻までしっかり届けようとするかのような姿勢は
とても共感したりもするし
所作もとても丁寧なので、美しいと思う。

というわけで…
やっぱりこれはミュージカルを知らなければなるまい。
歌だけを取り出して聴くから、突拍子もない歌詞と思えるのかもしれない。
「こういうミュージカルの、この部分で、こういう役の人が、こういう思いを込めて歌っているんだよ。」
が知りたい。

(それがわかれば、
「Don't Cry for Me Argentina」を聴いて
「アルゼンティーナという、絶世の美女に捧げる歌?」
みたいな誤解は起こるまい。
…そうでないことは知っていたのに、まるでそういうふうに聴こえる歌唱に出会ったことがある)


というわけで(しつこい)
ミュージカル好きな友人にきいてみた。
「偏ってるけど、お役に立つなら貸し出すわ」
とおっしゃっていただき、うれしい!と喜んでいたら
「送るわね」
と。いや、近日お会いするので、その時に、と思ったら
「持っていくのは重い」と。

後日届いたのが、段ボール1個分のDVDやらCDやらの詰め合わせ。
ひゃ~! 嬉しい!
そしてこれは、確かに持ち運ぶには重いわ。

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