コーヒーゼリー

仕事帰りにいつものカフェへ立ち寄ることにした。

行ってみたら、絶賛焙煎中。

「すみません…さっきまでお客様いらっしゃらなかったので、

今日はこのまま終わりかなと思っちゃって。

焙煎始めたらこの状態で(ほぼ満席)。

勇み足が過ぎました(笑)」

いつもながらおっとり、ほわーっと喋られる、

店のドアを開けたら異空間が広がるような、

この若いマスターは何者なんだろう。

「今日はコーヒーゼリーもありますけど…」

と、おっとりしている割には控えめな圧をかけてくる(笑)

いえ、オススメしてくれる。

ほどよいところでやってきて

「いかがですか？」

というので、

「おいしいです」

(⬆️ 深くは考えていない。

おいしいコーヒー屋のコーヒーゼリーなので、

もちろんおいしくはある)

と答えたら

「…ありがとうございます

でも、あの…分量とか、

アイスとゼリーの比率は…どうですかね…」

…え？？

コーヒーゼリーの食レポ？ 分析？

求めてるの？

難易度高いなぁ…

と思うものの、なぜか憎めず。

ゼリーの固さだとか、彼の言う比率(！)だとかを話して、

最後に「了解です！ また作ってみます」って言われた。

１ヶ月に一度来るか来ないかなおばさんを

なぜ話し相手に選ぶのか…。

しかも今日なんか

「話しかけるな、機嫌悪いぞ」

オーラ出してなくもないと思う。

(自分的にはかなり濃いめに出してる感がある)

それとも、

気分転換しましょうよ、

のあえての声掛けだったのかしら？

だとしたら大成功だね。

帰りにゼラチンやら寒天やらを買い、

自分でも作る気になっている単純な私が居るのだもの。

この週末は、もう少し自分の機嫌取りに勤しみます。

…………

日本は安全、

銃社会ではない、

民主主義国家。

そんなのは幻だったのかしら。

ざわざわするニュースと訃報がありましたね。

なんだかな。