クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

アクアリウム

2013年02月06日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌
アクアリウム


この小さい部屋に
大きすぎる
硝子の箱があるよ
君がいない今でも
蒼白く囁いてる

寂しがりやの君の
最初のわがままは
忙しい僕の替わりに
話聞いてくれる相手

星のように煌めき
宝石のように輝く
魚を二匹放した
僕らのアクアリウム

命のように眩しく
夢のように儚く
無邪気に喜ぶ君と眺めた
ふたりのアクアリウム


この小さい部屋に
真っ直ぐ
帰るようになったよ
君がいない今でも
元気に泳いでる

寂しがりやの君が
つけた笑える名前
硝子を指で弾いて
話しかけてる僕がいる

星のように煌めき
宝石のように輝く
僕の知らない君のこと
教えてほしい

命のように愛しく
夢のように切なく
ただあの日だけ愛しい
ひとりのアクアリウム

この小さい部屋に
大きすぎる
硝子の箱があるよ
君がいない今でも
蒼白く囁いてる



星の在り処

2013年02月06日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌
星の在処


まるで 乾いてない
シャツ着てるみたいだ
なんて居心地の悪い
世界なんだろう

まるで 中まで濡れた
靴履いてるみたいだ
なんて酷く情けない
気分なんだろう

嗚呼
どこかへ翔べない理由
勝手に羽を折ったからと
眉をひそめて

嗚呼
どこへも辿れない事由
勝手に足を挫いたからと
嘲う他人ばかりだ

誰もが強い心じゃないだろ
寄り道して 落書きして
僕だって 
そうだよ

星の在処を
今も未だ 探している
偶然を運命と呼べる
朝は来るはず

本当は凄く単純なこと
わざと難しくしてるみたいで
なんてややこしい
世界なんだろう

直ぐに戻れば帰れる道も
わざと外して歩いてるみたいで
なんて始末の悪い
気分なんだろう

嗚呼
手の届かない過去は
勝手に美しくなっていく
ものだとしても

嗚呼
手の届く距離にあるもの
勝手に指から
零れるばかりだ

誰もが強い心じゃないだろ
触れてくれ 気づいてくれ
僕だって 
そうだよ

星の住処を
今も未だ 探している
偶然を運命と呼べる
光は射すはず