朴竜先生の素晴らしいお歌の後に
流れを一気に壊す、暗い暗いボクの登場だ。
だいぶ疲れてしまった。
思案するだけなら家でもできる。
だからもう帰ろう。
土日に放送されていた愛は地球を救うテレビ番組。
その番組の是非について述べるわけではなく、
あの番組の放送が終了すると、
いよいよ夏の終わりを感じてしまう。
1秒足りとも見てないんだけどね。
昨日に限って言えば、見るべきTV番組は、
「逃走中」一択だ。
そう言えば、地元の花火大会もこの時期だった気がする。
「最後の花火に今年もなったな」
(フジファブリック「若者のすべて」より)
花火大会かぁ。
あの夏。
ボクは彼女と地元の花火大会に出かけた。
彼女は浴衣だった。
その時点で、早くもボクの花火が打ち上げられた。
適当な所に陣取り、横にいる彼女をチラリと見る。
また花火が打ち上げられた。
「マジじゃ言えないけれど、誇りに思うよ、君の横顔。」
(T-BOLAN「Bye For Now」より)
それよりも気になるのは、
浴衣からチラリと覗く下着のひも。
思春期のボク興奮し、本物の花火と同時に
更なる花火を打ち上げる。
お金ないから、マミーを2人で分け合う。
最初のひと口をボクが飲み、それを彼女に渡す。
マミーのパックをストローでチューチュー。
あ、間接キッスぅ。
本物の花火は断続的に打ち上がる。
ボクは、ボク自身は、ボクが意図しないまま
絶え間なく連続で打ち上がる。
夏は恋の季節だよなぁ。
そんなボクも約30年の時を経て、
すっかりハゲてしまった。
花火を打ち上げることもない。
ボクが最期に打ち上げる花火は恋愛ではなく、
ボクシングの試合にしようと思う。
でも、デートしたいなぁ。