それは朴竜さんから聞いた話なんですけどね。朴竜さんがジム帰りに辻堂駅前を歩いていたら
エレベーターの前に電動車椅子のおじいさんがいて、ずっと座ったままだったんだってさ。自分じゃ押せないんだろうね。指が届かないとかさ
エレベーターの前に電動車椅子のおじいさんがいて、ずっと座ったままだったんだってさ。自分じゃ押せないんだろうね。指が届かないとかさ
ふーん
それでどうしたの?
朴竜さんボタンを押してあげたら扉が開いてさ。あ、当たり前だけどね。
さあどうぞって言ったら、お爺さん、車椅子にある前進のボタンと間違えてバックのボタン押しちゃってさ、後ろで待ってたお婆さん撥ねてしまったんだと。
でさ、それにも気づかずまた前進ボタン押し直して何もなかったようにエレベーターに乗ったんだとさ。
ふ〜ん
で、どうしたの?
朴竜さん撥ねられたお婆さんを助けてあげたりしてだんだけどさ、おじいさんはエレベーターの中でもボタンを押さずにずっと座って待ってるだけだったんだって。
へぇ〜
爺さんは短い棒みたいなの持てばよいのに。
よくあるアクセルを踏み間違えたとかいうやつだよねー
で、エレベーターの中でずっと待ってたおじいさんは2階で誰かボタンを押してくれたらしくて無事に上がって行ったけど、その後どこに行ったのかなぁ