シェパード (羊飼いの唄)
深い皺の老人は
子供の頃から羊飼い
何になりたいこともなく
何に迷うこともなく
今日も指笛を吹いている
優しい眼をした相棒は
老いた今でも羊追い
何を疑うこともなく
何を欲することもなく
今日も指笛を待っている
Hundred Miles Away
丘を越える 風も雲も
Thousand Years Ago
ずっと変わらない
嗚呼 遥かなる Evergreen
そっとふたりを包んでる
少し頑固な老人は
子供の頃から変わり者
誰を愛することもなく
誰に語ることもなく
来る日も遠くを見つめてる
黒い毛足の相棒は
生まれた時から引き摺って
誰を疑うこともなく
誰を恨むこともなく
今は静かに横たわる
Hundred Miles Away
丘を駆ける光も影も
Thousand Years Ago
きっと変わらない
嗚呼 遥かなる Evergreen
そっとふたりを包んでる
深い皺の老人は
ひとりの今も羊飼い
傘をさすこともなく
襟を立てることもなく
寂しい思いを飲み込んだ
癖で伸ばした左手の
先に温もり もうなくて
ひとり笑ってポケットに
想い出ともに仕舞い込む
写真はGoogleより転載
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