毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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説明不可能な感覚

2009-11-19 | 登校拒否について
「子供を受け入れる」ということは、なかなか人に説明できません。
言葉で説明を繰り返しても、例えや切り口を変えても経験した人にしか伝わりません。

ある日ある時、子供のいろいろな問題などまったく大した問題ではなくて、この子は初めからこれで良かったのだと納得する感覚、とでも表せば近いのかもしれません。
私にこの事を伝えようとした人も、とても短い説明をしてくれました。
「良い子だよ、可愛がってあげて」
この言葉の意味が分かったのはそれから2年近く経ってからでした。


先日子供のことで悩んでいた知人がやってきて、
「今日解った、全部が解った」と、興奮気味に話していきました。
その日のほんの小さな出来事からその感覚が湧いてきたのだと。
今までの悩みが一瞬で浄化されるような、そんな気持ちになったのだ、と。

人はそうなるように出来ている、そう思います。
悩んで苦しんだ人はいつかそうして解っていくのでしょう。
ただ、これだけはどうすればなれるのか、どんなものなのか説明が難しくて表現できません。
解っている人にはよく解るのだけれど、どんなに説明しても解らない人もいる。
そんな事象も世の中にはあります。