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子供時代の楽しい体験

2011-02-05 | 思うこと
本を読んでいると突然いろいろな記憶が蘇ってきて、本文とは離れたことを考え出して中々読書の進まない時があります。
先日も子供時代の楽しい体験について書かれたものを読んでいるとき、ふいに思い出した子供時代の体験。
朝起きて布団を上げると寝室はがらんとした畳の部屋になります。
雨続きで外遊びが長らくできないときなどに、クッションの中綿になる細かく切られたスポンジをその部屋でぶちまけて兄弟三人で遊んでいました。
きゃあきゃあと叫びながらスポンジを集めて投げたりかき混ぜたりしているだけなのですが、時間があっという間に過ぎてしまう程、我を忘れて遊ぶその時間は楽しいものでした。
「何でこんなに楽しいのか」子供心にも不思議でしたが、あの体験はその後の人生において楽しみの指標となっているような気がします。
大人になれば子供時代のようなフルスロットルの楽しさではないけれども、ああ、あの時のあの感覚に近いかな、と思える体験と、趣味や好みは近いのかもしれません。
何かをしていて楽しいと感じる感覚は人間の基礎を作っているのかもしれない。

今朝温泉に行ったら1~2才の子供をつれた母親がいて、何気なくその子を見ていると初めての体験を楽しそうにしています。
レバーをひねるとシャワーからお湯が出るし、反対に回すと止まる。
シャワーの下に桶を置くとお湯がたまる。
お湯を叩くと跳ねる。
危なっかしそうに動き回る子供を母親は心配しながら見ていますが、この子は今、新しい世界を発見して楽しくて仕方ないんだろうな、と思いながら眺めていました。