シュノーケルで泳いでいたらサメに並ばれたことがあります。
昔南の島で、初めてだけどやってみたいという人がいて連れて行ったときです。
入り江から出ると隣にもうひとつ小さい入り江があって珊瑚がきれいな場所がありました。
500メートルほど泳がなくてはなりませんが、初心者にはエントリーの楽なポイントなのでそこへ行ったときのこと。
いろいろ説明した後ポイントまで行って珊瑚見物。そろそろ戻りましょうと並んで岸を目指して泳いでいた時、横を見ると5メートルほど離れた位置にサメが泳いでいます。
私の身長よりかなり大きく、明らかにこちらを伺っています。
水深 5メートル、岸まであと400メートル位か。
こちらは水着で手ぶら、海面を泳ぐ人間は非力です。
連れている人は泳ぐだけで精一杯の初心者。
サメに気づいたらパニックになって危険です。
サメのアタックも怖いが溺れるのも命に関わる。
幸いなことに連れの人は近眼でよく見えないようで、疲れているのかゆっくり泳いでいます。
こちらが大きく見えるように私がやや先行して静かに泳いでいました。
サメは距離を保ちながら横を泳いでいますが、体色や泳ぎ方からは興奮した様子は見られません。
陸地を踏むまでは恐怖と緊張でいっぱいでした。
「サメ ? 見なかったよ。珊瑚きれいだった。ありがとう。」
その言葉でやっと私の緊張は解けて行きました。
人間は自分だけでなく他の人も無意識に守ろうとする生き物のようです。
線路に落ちた人を助けに行って亡くなる方のニュースはよくありますが、人間は本質としてそういう側面を持っているのでしょう。
もっと人を信じてもいいのかもしれません。
昔南の島で、初めてだけどやってみたいという人がいて連れて行ったときです。
入り江から出ると隣にもうひとつ小さい入り江があって珊瑚がきれいな場所がありました。
500メートルほど泳がなくてはなりませんが、初心者にはエントリーの楽なポイントなのでそこへ行ったときのこと。
いろいろ説明した後ポイントまで行って珊瑚見物。そろそろ戻りましょうと並んで岸を目指して泳いでいた時、横を見ると5メートルほど離れた位置にサメが泳いでいます。
私の身長よりかなり大きく、明らかにこちらを伺っています。
水深 5メートル、岸まであと400メートル位か。
こちらは水着で手ぶら、海面を泳ぐ人間は非力です。
連れている人は泳ぐだけで精一杯の初心者。
サメに気づいたらパニックになって危険です。
サメのアタックも怖いが溺れるのも命に関わる。
幸いなことに連れの人は近眼でよく見えないようで、疲れているのかゆっくり泳いでいます。
こちらが大きく見えるように私がやや先行して静かに泳いでいました。
サメは距離を保ちながら横を泳いでいますが、体色や泳ぎ方からは興奮した様子は見られません。
陸地を踏むまでは恐怖と緊張でいっぱいでした。
「サメ ? 見なかったよ。珊瑚きれいだった。ありがとう。」
その言葉でやっと私の緊張は解けて行きました。
人間は自分だけでなく他の人も無意識に守ろうとする生き物のようです。
線路に落ちた人を助けに行って亡くなる方のニュースはよくありますが、人間は本質としてそういう側面を持っているのでしょう。
もっと人を信じてもいいのかもしれません。
ま、パッと見やくざな人も、常に暴れているわけではない、に似たようなものでしょうか(笑
そういう意味では、優しそうな顔をしていながら不意を突かれる方がもっと怖いですね。
私は目つきが悪いので初見の印象最悪だそうで。こんなに優しいのに(大笑
自分の思いを伝えることはどんな人にも通ずるものだと思います。
それが社会的には裏の世界の人だとしても。
いろいろな人に大切にされることで今の自分があるのだと解るようになりました。
やじろじゃさまも心の中は優しい人なのでしょうね。