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三沢市の巨木

2010-02-18 | 巨木
三沢市の浜三沢地区出身の知人がいて、
「緑が多くて良い所だったんだよ」
という話を聞いたことがあります。
航空機騒音対策として集落の移転があってからまだ10年も経っていませんが、以前小学校のあった場所近辺は殆んどが更地となっていて、もう過去の町並みを思い出すこともできなくなっています。

県道10号線の南側には移転対象とならなかった集落が残っていますが、先日書いた浜見のエノキの他にも名もない巨木が残っています。
葉のない冬場は樹種の特定はできませんが、目通り4m以上の巨木が住宅地にある光景は素晴らしいものです。

 

自然の多い青森県でも、巨木といえる木はどこにでもあるわけではありません。
身近な山林は林業によって管理されているので、数十年単位で更新されています。
人里近くにある巨木は、神域にあるものやシンボル・ツリーとして大切に守られていることが多く、それでも地域の継承の消滅によって消えていく木も少なくない現状です。
数百年の時間をかけて育ってきた巨木を、これからも大切に守ってほしいと願っています。







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