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毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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思春期と不登校と流鏑馬 十和田流鏑馬大会

2009-10-19 | 登校拒否について
友人の子供が流鏑馬大会に出場するというので応援に行ってきました。
少し前まで不登校などいろいろと問題を抱えていましたが、この日は顔付きも締まって別人のようになっていました。





友人からは子供に関する相談を受けていましたが、大切なのは母親の精神状態が安定する事です。
母親の気持ちが安定すれば子供も安定してきます。
そう思ってそうなるような働きかけをしてきました。もちろん私だけの努力ではなく彼女を取り囲む全ての人の影響も大きかったのだと思います。
身の回りの出来事すべてに感謝の気持ちを持つようになって、彼女の顔は優しく輝きだしています。


思春期の多感な時期に色々な事があって自分を支える拠りどころを失くした時、この子には流鏑馬が残っていました。
この日、最後の騎乗で三つの的を外した時に悔しいという気持ちで一杯だったのでしょう。
「来年も続ける」
そう言い切った顔にははっきりとした意志が読み取れました。

目標を持つ人間は強い。
きっと自分の道を探し始めて進んでいくのでしょう。
子供の成長はたくさんのことを教えてくれます。
そして大人もまた日々成長するのだと。
何かを通して人は自分の道と出会えるのだ、そう感じた一日でした。






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4 コメント

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Unknown (OHAMARO)
2009-10-19 19:01:25
素敵な記事ですね。
とても共感が持てます。

特に母親の精神状態が
子供の気持ちに結びついているというの

初めて聞いた話です。

これからは息子の
活躍を期待して
嫁さんと仲良くするのも
悪くないかな(汗)

嫌だけど

ただ子供に目標を持たせるのも
とても大変なわけですが・・・

ある意味、持たせられるだけ
うらやましいんですね。
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おはまろさま (shouske0)
2009-10-20 06:55:16
父親の仕事は子供の背中を押してあげることですよ。
頑張れ、と一言言うだけで子供は安心して進んでくれます。
目標は子供が自分で探してきます。
探しやすくできるようなサポートをしてあげればいいのだと思います。

夫婦間でも母親のサポートをするだけでいいのでは。
返信する
不登校 (道央流鏑馬より)
2011-10-17 14:30:25
流鏑馬を検索していたら 見つけたので
コメントさせていただきます。
今回の十和田流鏑馬大会に 3人きょうだいの
下の娘が参加しました。 兄が2人いますが
上は中学から不登校(小学校から色々ありましたが)2番目は 知的障がい者です。
不登校・・・奥深いです。何年悩んできたか
もちろん本人も辛いと思います。
今19才まだまだ 続いています。
脱 引きこもりなんて感じ
たまにすごくすごく悩みます。でも これが
私の人生なんだ と 受け止め たまにくじけそうに なるけど 前向きに頑張っております。それとともに
娘の明るさに随分と助けられています。
その娘も朝 北海道に着き 学校を休むかと
思ったら 補習があるから行くわと言い
大会の疲れも見せず 中学校へ行きました。
そんな娘に来年も 十和田の大会で 会うかと
思います。 
親も本人も大変ですが きょうだいも同じく
色々思い 頑張っていると思います。
長々と 何を言いたいのかわからないコメントで すみません。

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道央流鏑馬さま (shouske0)
2011-10-18 20:36:44
わが家も三人兄弟で、その内二人が発達障害です。
親は色々と悩みますよね、私もずっと悩んできました。
でもそんな子供を育てているから見える事・気が付く事もたくさんありますね。
せっかく生きているのだからたくさんの事に気が付いた方が良いんじゃないか、と最近は思うようになりました。
親って不思議で、子供の事なら自分の力以上のものを出せるように思います。
私は子供に育てられているのでは、と、よく考えます。
でも大変なんですよ、そんな子供を育てるのは。
たまには愚痴も思いっきり出してみましょうよ。
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