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不登校児の親の心の痛み

2010-01-21 | 登校拒否について
不登校の子供を持つ親に何か協力したいと思う方も多いと感じます。
しかし現実には不登校児の親は、学校に行かない子供を持つ痛みと周囲からの目に怯え身動きの取れない状況にあることも多い。
心を開いて苦しさを吐き出す作業もなかなかできません。
できれば身近にいる人がその痛みに気がついて、親の心のケアをできればいいのだと感じています。

私も発達障害の子供を抱えていて、色々な所で面と向かって非難されたこともありました。
親として失格と言われた事もあります。心が折れそうになりました。
でも自分の子供を母親として育てるのは自分しかいない、そう思って自分を奮い立たせていました。
心に棘の刺さっている人間はさらに傷つくことを恐れて自分を閉ざしてしまいます。
これを読んでいる方にお願いしたいのは、「親の責任では ?」という思いでの対処だけは控えて欲しい、という事です。

私は色々な場面で救われる言葉をかけてもらい今があります。
自分が変わることで子供もまた変わり育っていく事に気が付きました。
自分の子供もそうですが、他人の子供も次世代を造っていく人材です。
次世代への投資としての子育てに多くの人が関わり、温かく育ちを見守る人間関係を作れる世の中を心の底から願っています。






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4 コメント

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Unknown (OHAMARO)
2010-01-22 06:52:28
おはようございます。

僕は以前身体の障害で
自身の頑張っていた試験が永久に閉ざされる結果になりました。

当然母にもそれは知られる結果になったのですが、いつもは明るくふるまう母が
自分のせいで試験が不合格になっていしまったとオイオイと泣かれてしまいました。

「自分がもう少し立派な身体に生んであげられれば」

と、

そう母が言った時に

この事を母に向かって公表した自分が
とても残酷な事を言ってしまったんだと後悔しました。

今まで、迷惑ばかり賭けてきましたが
その事がとても心に焼き付いています。


母親の涙は辛いっす。
笑顔で頑張ってくださいね。応援してます。


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おはまろさま (shouske0)
2010-01-22 19:47:27
母子の関係の話はなぜ心に響くのでしょうね。
子供時代は遠い昔の話なのに、一瞬で子供時代の自分に戻ってしまうほど親の存在は大きいものなのだと思います。

「母は強し」とも言いますが、今では開き直っているので明るく子育てしています。
ただ、今現在苦しさの只中にいる人へ何かできることはないのかな、と自分の経験を思い出しているところです。
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Unknown (ポン太)
2010-01-23 08:56:00
自分も昔、ボランティア的な事をやっていた頃、
自閉症の子らと触れ合う機会があったのですが、
親が大変そうなのは感覚的には分かるものの、
実際にはどう大変なのかとか、その親の気持ちとか、
計り知れないものがあります。
それを何のかんのと言える人は、
思いやりがないか、知識が全くないか、
何でも自分中心に考えているのかだと思うんです。
本当はそういう人たちにこそ知ってもらわないといけないのだとは思うのですが、
なかなか難しいですよね。
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ポン太さま (shouske0)
2010-01-23 21:17:58
人の意見は様々ですから、それを変える事はできないのかもしれません。
でも、一人でも分かってくれる人がいれば、苦しい状況にいる人は助かると思うのですよ。
ネットの片隅で細々と書いていても誰かが見て、考えてくれればそれでいいのだと思っています。
全く面識もない人が悩みを聞くことは不可能です。
近くにいる人が少しだけスタンスを変えるだけで状況が変わると思っています。
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