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日本の食卓を守るには

2009-10-22 | 家庭・経済
先日もチラシを見ないという節約のしかたで書いたのですが、必要な物を、適正な価格で、必要な量だけ買うことは日本の農産物を守ることになります。
中国産農産物の問題もすでに記憶からは消えかけていると思いますが、その後の国産農産物の高騰は価格の安い食品を求め続けた結果、国産農産物の供給量が少なくなっていたために起こった事です。

農業は消費される分だけの作物を作りますが、経費をかけた作物が妥当な値段で販売できなければ他の物を作るか生産を縮小するしかなくなります。
農産物は収穫まで時間がかかりますし、それで生活が成り立たなければ転業するしかありません。
農地は農地法で守られているので耕作者のいない農地になってしまいます。

農業従事者の高齢化問題もあります。
次の世代が生活できなければ農業の継承者はいなくなってしまいます。

適正な価格で農産物を買うことが、農家を支え日本の食卓を守ることになります。
それは損をしているわけではありません。
もしもの時のために掛ける保険と同じです。






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
誰も何も言いませんが… (やじろじゃ)
2009-10-22 09:45:34
林業ってどうなるんでしょうね?

農業も水産業も、林業の後を追っている…とは思わないですよね。
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やじろじゃさま (shouske0)
2009-10-22 15:35:16
林野庁が解体されたとはいえ林業には国土保全のために税金も投入されていますし、石油価格が次に高騰すればエネルギー源としても見直されると思います。
民主党の戸別所得補償は農業も国で守ると言う意思表示と考えられますね。
どれも技術や経験が必要な仕事ですから、人材が居なくなるという点では同じかもしれません。
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