豊臣秀吉は人をたらす(誑す/蕩す)事に長けていた、と何かの歴史小説で読んだ記憶がある。
戦国時代の下剋上を成り上がる人物を主として集まる武人達は、身分も実入りも保証されるわけではなく、それでも誰かを主として選ぶその過程において、求心力とはなんだったのか。もちろん将来性も指標の一つではあるでしょう。
近・現代の暴力団抗争史などを読んでいると、生命の保障すらない世界で主を選ぶ時には、人間に「惚れる」ような何かを持つ人物に人は付いていくのではないかと思わせられます。
親分のためなら死ねる、と思わせる「何か」を持っている事が、「たらす事に長けて」という表現になるかもしれないけれども、それは現在「たらす」が持つ、人を騙すような意味合いとは別物とも思います。
もっと強烈な魅力とか溢れ出る生命感とか、人間的な大きさのようなものではないかと。
そんな歴史上の人物の人物像を想像するのも悪くない。
秀吉から津軽為信が拝領した太刀が、高照神社の槍と刀剣展で展示されています。
すでに天下人に王手をかけていた秀吉の、人をたらす迫力を感じさせる太刀。そして時代が下るごとに美しい波紋を持つ刀など。
明治の廃刀令で津軽藩家臣がここへ奉納した多くの日本刀や槍、長刀、甲冑があり、武士の魂と云われた日本刀の、吸い込まれるような美しさをまとめて見られる青森県内では唯一の展示です。
槍と刀剣展
期間 8月31日まで
開館時間 10:00~16:00
休館日 火曜日
拝観料 300円 小学生以下 無料
※毎年8月に刀剣の手入れを兼ねて開催しているとのこと
高照神社拝殿の大絵馬や津軽信政廟所、境内のウラジロモミの巨木も合わせて見学できます。
戦国時代の下剋上を成り上がる人物を主として集まる武人達は、身分も実入りも保証されるわけではなく、それでも誰かを主として選ぶその過程において、求心力とはなんだったのか。もちろん将来性も指標の一つではあるでしょう。
近・現代の暴力団抗争史などを読んでいると、生命の保障すらない世界で主を選ぶ時には、人間に「惚れる」ような何かを持つ人物に人は付いていくのではないかと思わせられます。
親分のためなら死ねる、と思わせる「何か」を持っている事が、「たらす事に長けて」という表現になるかもしれないけれども、それは現在「たらす」が持つ、人を騙すような意味合いとは別物とも思います。
もっと強烈な魅力とか溢れ出る生命感とか、人間的な大きさのようなものではないかと。
そんな歴史上の人物の人物像を想像するのも悪くない。
秀吉から津軽為信が拝領した太刀が、高照神社の槍と刀剣展で展示されています。
すでに天下人に王手をかけていた秀吉の、人をたらす迫力を感じさせる太刀。そして時代が下るごとに美しい波紋を持つ刀など。
明治の廃刀令で津軽藩家臣がここへ奉納した多くの日本刀や槍、長刀、甲冑があり、武士の魂と云われた日本刀の、吸い込まれるような美しさをまとめて見られる青森県内では唯一の展示です。
槍と刀剣展
期間 8月31日まで
開館時間 10:00~16:00
休館日 火曜日
拝観料 300円 小学生以下 無料
※毎年8月に刀剣の手入れを兼ねて開催しているとのこと
高照神社拝殿の大絵馬や津軽信政廟所、境内のウラジロモミの巨木も合わせて見学できます。
でも、いつでも見られると思うとなかなか行けないんですよね。
私も見てみたい…と思ったら、週末はすべて埋まってたorz
最終日に有給だな(ぼそっ