八戸市の北インター工業団地内にある帆風美術館では、5月16日まで『江戸時代人に出会う展』が開催されています。
江戸時代の著名人の肖像画と美人画での構成で、学生の頃教科書で見た見覚えのある人物画もありますが、名前だけは知っている人物の肖像画など、心の中で出来上がっている人物イメージとは違う風貌を眺めていると意外な感覚を覚えます。
美人画では、その衣装の柄のデザインが現代から見ても斬新なことに驚きを感じました。
江戸時代の日本人のデフォルメやデザインの能力は、海外の芸術家にも影響を与え、ジャポニスムとして知られています。
印刷会社の技術の集積が見られるこの美術館ですが、印刷物のあふれる現在でも美術品の印刷による再現は一般の印刷物とは異なる技術を必要としています。
新聞の白黒写真を虫メガネで見ると、細かい黒い点から出来ているのが分かるのですが、黒い点の大きさによって濃淡が表現できます。
カラー写真の印刷物も、このような点を4色(マゼンタ、シアン、イエロー、ブラック)のインクを使って重ねることで出来上がります。
美術品の場合は色の再現性はより高度なものが求められるため、違う印刷技術を使ったり、インクの色を増やしたり、多くの修正が必要になります。
また、一度撮影した写真を原稿にするために、撮影時点での元の美術品との違いというものも出てきます。
帆風美術館は普段なかなか見ることのできない美術品の複製を楽しみながら、本物とはどのように違うのか、印刷技術はどれほど高度なのか、そんないくつかの楽しみ方を同時に味わえる美術館でした。
帆風美術館
青森県八戸市北インター工業団地1-5-2 八戸グリーンハイテクランド内
開館時間 10:00~17:00
休館日:月・火・土(祝日は開館)
江戸時代の著名人の肖像画と美人画での構成で、学生の頃教科書で見た見覚えのある人物画もありますが、名前だけは知っている人物の肖像画など、心の中で出来上がっている人物イメージとは違う風貌を眺めていると意外な感覚を覚えます。
美人画では、その衣装の柄のデザインが現代から見ても斬新なことに驚きを感じました。
江戸時代の日本人のデフォルメやデザインの能力は、海外の芸術家にも影響を与え、ジャポニスムとして知られています。
印刷会社の技術の集積が見られるこの美術館ですが、印刷物のあふれる現在でも美術品の印刷による再現は一般の印刷物とは異なる技術を必要としています。
新聞の白黒写真を虫メガネで見ると、細かい黒い点から出来ているのが分かるのですが、黒い点の大きさによって濃淡が表現できます。
カラー写真の印刷物も、このような点を4色(マゼンタ、シアン、イエロー、ブラック)のインクを使って重ねることで出来上がります。
美術品の場合は色の再現性はより高度なものが求められるため、違う印刷技術を使ったり、インクの色を増やしたり、多くの修正が必要になります。
また、一度撮影した写真を原稿にするために、撮影時点での元の美術品との違いというものも出てきます。
帆風美術館は普段なかなか見ることのできない美術品の複製を楽しみながら、本物とはどのように違うのか、印刷技術はどれほど高度なのか、そんないくつかの楽しみ方を同時に味わえる美術館でした。
帆風美術館
青森県八戸市北インター工業団地1-5-2 八戸グリーンハイテクランド内
開館時間 10:00~17:00
休館日:月・火・土(祝日は開館)
番号や住所の詳細はどこで確認すれば良いのでしょうか。検索が苦手なのもありますが、かれこれ30分以上同じページをウロウロと・・・
何とかしてくれ・・・
分かりずらすぎるから。