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外来植物の駆除

2009-06-01 | 種差海岸
見た目には美しいが‥‥大雪山麓に繁茂する外来種ルピナス

外来生物の問題はいろいろありますが、植物の場合も同じです。
ずいぶん前からセイタカアワダチソウが問題にされていましたが、今でも河川敷などで大繁茂しているようです。
背の高い外来植物が繁茂することで、桜草のような草丈の低い在来植物は衰退消滅してしまいます。

青森県内でも外来植物の駆除が云われるようになっています。
奥入瀬渓流や種差海岸でも外来種が増えつつあります。
交通が便利になる反面、自然にはどのような影響があるかはまだよく解ってはいませんが、将来的に取り返しのつかないことにならないとも限りません。


八戸市の種差海岸ではオオハンゴンソウが増えています。
草丈1.5mを超える大型の外来種のため、混在する在来種の衰退が始まっています。
数年前から地元ボランティアによる駆除も始まっていますが、広い範囲に広がっているため相当な人手が必要になります。
昨年始めて参加してきましたが、手作業で引き抜くために全部を駆除できたとはいいがたい状況でした。

在来植物に気を使いながらの作業ですが、少しでも多くの人に参加してもらいたいと思います。
今年ももうすぐありますのでまた参加してきます。






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2 コメント

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ごくろうさまです (やじろじゃ)
2009-06-01 09:56:13
川や湖ではブラックバスやブルーギルの駆除を行っていますが、西洋タンポポやセイタカアワダチソウ等、どうにもならないほど身近になってしまった動植物にあふれていますね。

それだけ人々は広範囲に行動している、と言う事の査証でしょうか?
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やじろじゃさま (shouske0)
2009-06-01 16:28:19
日本の動植物と共生関係を築いていく種もありますが、先のわからないことも多いです。
外来種は縄文時代からありましたし、これから先もあるのでしょう。
日本の土地や気象には大きな変化がありましたし、移入のスピードも速くなっています。
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