毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
形而上の話を形而下に

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混浴天国(?)

2009-01-16 | 温泉
青森は混浴の温泉が多いと思います。

青森で一番有名な酸ヶ湯温泉、
日本三大秘湯とも言われる谷地温泉、
ランプの宿で有名な青荷温泉、

みんな混浴です。

そのほかに、恐山の温泉も確かそうだったし、黄金崎不老不死温泉は最近簡単な仕切りができたはずだったし、碇ヶ関の秋元温泉もそうだった。

酸ヶ湯温泉は千人風呂と言われるくらい大きな浴場だし、大勢入っているから、まあ、みんなではいれば怖くないって気持ちで入浴したことがあります。

びっくりしたのは秋元温泉。
浴室が確か二十畳くらいだったか。
湯船は四畳くらいだったか。
ずいぶん前のことなので記憶があいまいですが、それほど広くはなかった。
その狭いお風呂が混浴です。
自分のすぐ目の前に裸の異性が・・・・・・・

しかも同時に入浴していたのは五人ほど。(男女まざって)

五人てかなりビミョーな数字です。
まったく知らないヒトとして無視してていいのか。
「失礼します」
などと挨拶して人間関係を確立するべきなのか。
でも、まっぱで知らない異性に声をかけるというのもどうか。
大体こんなときの作法ってあるのか。
変なヒトだと思われてるんじゃないだろうか。

悩み続けながら入浴してました。
強烈な体験でした。

昔は怖いもの知らずだったので結構堂々と入浴してましたが、最近はもうダメですね。心臓に悪い。



津軽ラーメン中毒患者

2009-01-15 | 青森の味
津軽ラーメンというジャンルのラーメンがあります。

とにかく煮干だし。
ひたすら煮干だし。
その香りはまるで日本そばのつゆのよう。
酸っぱさすら感じさせるほどの強ーい煮干だしに醤油味のスープ。
脂肪分なんかほとんどありません。

強烈な煮干だしと醤油のスープにうどんのような極太麺は最右翼。
煮干だしベースに鶏だしプラスの細麺は中道派。
おはまろ日記 

jammin's Body & soul

青森以外ではまったく知られていませんが、青森県内では熱烈な津軽ラーメンファンと強烈アンチファンがおります。


私は熱烈ファンの一人ですが、初めて味わったときはものすごい衝撃を受けました。

ラーメンなのかうどんなのか、うまいのかまずいのか、好きなのか嫌いなのか、そもそもラーメンてなんなのか、私はなぜこれを食べているのか、周りの人はおいしいと思ってるのか・・・・・・

自問自答を繰り返しつつ食べながら、すべてがわからなくなり、頭の中は???だらけ。


何ヶ月か後、不思議なことにあの味をもう一度確認したい自分がいました。
怖いもの見たさなのか。
また食しつつ???

多分ここが熱烈ファンとアンチファンの境目なのでしょう。

さらにもう一度確認を。

いつのまにか
「私あの味好きだわー」
ということになっています。

気がつけば津軽ラーメン極右の中毒患者に。
強烈な味だけにハマったときのインパクトはでかいです。
青森県では一部のヒトの間で、この中毒度を測る単位があります。

 ○○まる海

 ○○鳴海

 ○○マタベイ

その他いろいろ。
どれも青森の有名店の店名です。
○○のなかには食した杯数が入ります。
数値が高いほど中毒度が高いのです。

ちなみに私は7まる海。
初心者中毒患者です。
熱烈ファンとしてはまだまだ恥ずかしい数字なので、今年の目標として数値向上を目指します。

雪が消えたら片道一時間半の道のりを、数値向上のために進みます。


グラミン銀行を作ったムハマド・ユヌスの本を読みました

2009-01-13 | book
Amazon.co.jp: 貧困のない世界を創る: ムハマド・ユヌス, 猪熊弘子: 本

雪の日が続いています。

明るい春を待つように、明るい未来の世界も夢見ます。
資本主義は、どこかで何か大切なものを失ってしまうシステムだったのかもしれません。
経済成長が世界を幸せに導くのであれば、日本はとても幸せな国になっているはずです。
しかし今の日本が幸せな国であるというコンセンサスは得られないと感じます。
豊かになりすぎて足るを見失ってしまったからなのか。
もっと根本的な何かを失くしてしまったからなのか。

この本では世界のより問題の多い場所での取り組みと、その成果について語られています。
著者は自らの活動とその成果から得られた自信を持って、世界はより良い方向へ変えられると説いています。

人間は本質として、よりよい未来のために努力することに喜びを感じる生き物であり経済のみが幸せを測る指標ではない。

このような意見は検証や批判の対象ではなく、そうありたい、そのように信じたい希望として受け止めるものでしょう。
大きな希望や夢は、心に持つだけで幸せになります。
私もそんな夢の実現のために少しでも何かをしていきたい。

新春に読めたことに、ご縁を感じます。

今年の冬は

2009-01-10 | 青森
朝は雨だったのに午前中には雪になり、かなり積もってきました。
重くて湿った雪なので、また庭木が折れそうな気配です。

青森に住み始めた頃、冬になるとスキーに行くのが楽しみでした。
スキー場まで車で一時間弱。
小さいスキー場はリフト券も安く、機会があれば最優先で行っていました。

いつの間にかスキーからは足が遠ざかり、冬場はもっぱらインドアライフです。

外に出かけるといえば温泉に行くことくらい。
この温泉がまた楽しいんです。街中に何軒もある温泉はそれぞれ源泉が違い、お湯の質も微妙に違います。
よくガイド本で

源泉かけ流しの湯

なんて誉めてますが、ここではあたりまえ。
いつも洗い場は川のようにお湯が流れてます。
そして料金はどこも三百円前後。

自宅の風呂には入らずに温泉に通っている人も多いのです。

水が豊かなだけでなく、お湯も豊かな青森県です。

八戸大規模断水のニュース

2009-01-09 | 青森
正月に突然起こった八戸の断水も落ち着きを取り戻しつつあるようです。

私の住む隣の三沢市でも年末に突然の断水がありました。

青森に住んで十数年。
水に関しては本当に豊かなところです。
水に関して感動すら覚えたことはたくさんあります。

まず夏でも冷たい水道水が出てくること。
(冬はとっても冷たいんですけど)
以前暮らしていたところでは夏の水道水はほぼ温水で、定番のそうめんを冷やすために氷が必要でした。
ここでは水道水だけでおいしいそうめんが出来上がります。

もちろんそのまま飲んでも冷たくておいしいです。

一番びっくりしたのは観賞魚水槽の水に水道水をそのまま使えることです。
自分の中では水道水はカルキ抜きをしてからでないと魚は育てられないものだと思ってましたから。
子供の頃
「水道水に魚を入れたら死んじゃうよ」
と言われ、ひそかにお祭りの金魚すくいで取ってきた金魚で実験したところ、半日で全滅してました。

人間の飲んでるものだから、そこで魚が生きられないはずはない。

子供心に信じていたことがひっくり返されたとき。
その衝撃はいまだにはっきりと記憶に残っています。
夏の祭りの日のやや西に傾いた日差しの暑さと、自分の行為で殺してしまった金魚への罪悪感とともに。

ここに住んで何年か経った頃、知人が金魚水槽を洗ったあと水道水そのままの水の中に金魚を戻してるのを見て唖然としました。

「いつもやってるし大丈夫、死なないよ」
そういわれても信じられずに次の日確認に行ってしまいました。
金魚は確かに元気に泳いでいます。

水道水と魚の関係で、二度も衝撃を受けてしまいました。


八甲田山と岩木山、たくさんの雪。
あちこちにあるおいしい湧き水
青森には渇水と言う言葉がないのかもしれません。

ここでは考えもつかないことですが、毎年夏に普通に断水する地域は多いです。
おいしい水が豊かにあるここは、世界中でも数少ない幸せな場所だと思うのです。

めったにない断水だったからこそ、逆に普段どんなに恵まれているのかが実感できるのではないでしょうか。

西原理恵子 毎日かあさん

2009-01-08 | book
年末に注文していたこの本が届いたので早速読みました。

さすが巨匠。ギャグ漫画で泣かせます。

子育ての醍醐味は、自分の子供時代をなぞって再体験することでしょう。
子供時代のあんなことこんなことに今の自分の心で感謝したり、許したり、納得したり。
忘れていたいろいろな感情を思い出させてくれる不思議な体験を楽しませていただきました。