毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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秋の終わりの色

2009-11-20 | イチョウ巨木
紅葉が里に降りてきて終わりになると、最後の色を見せてくれるのがイチョウです。
冬枯れの景色の中に黄金色に輝くイチョウの黄葉は、遠くからでもよく目立ちます。

雪が降り出すと北国は白黒の世界に変わります。
最後の彩りが終わると来年の春4月まで色の少ない季節です。
しばらくの間、目を楽しませてくれる生き物の色は無くなり、暖かい季節の緑が恋しくなります。
そんな長い季節がある、だから春一番の花や秋の紅葉は眼に眩しいのだと感じます。

今年最後の鮮やかな黄色は山から内陸からやってきます。
今はちょうど十和田市あたりを進んでいます。
写真は十和田市の新山神社のイチョウです。



港の味 漁港ストア

2009-11-20 | 青森の味
港の朝市で一番人気な漁港ストアのそば。
朝市の日は大変な混雑で諦めているのですが、日曜以外はそれほどの混雑はありません。
八戸だけあってイカ天やゲソ天のそばはボリュームがありますね。



店内は大音量の演歌が流れていて、港の雰囲気たっぷり。
近くにあるのに旅行気分に浸れる楽しい場所です。
食べようと思って出かけて行っても食べられなかった時は、より一層食べたくなるから不思議ですね。

ゲソ天そば 340円のお値段も魅力的です。






説明不可能な感覚

2009-11-19 | 登校拒否について
「子供を受け入れる」ということは、なかなか人に説明できません。
言葉で説明を繰り返しても、例えや切り口を変えても経験した人にしか伝わりません。

ある日ある時、子供のいろいろな問題などまったく大した問題ではなくて、この子は初めからこれで良かったのだと納得する感覚、とでも表せば近いのかもしれません。
私にこの事を伝えようとした人も、とても短い説明をしてくれました。
「良い子だよ、可愛がってあげて」
この言葉の意味が分かったのはそれから2年近く経ってからでした。


先日子供のことで悩んでいた知人がやってきて、
「今日解った、全部が解った」と、興奮気味に話していきました。
その日のほんの小さな出来事からその感覚が湧いてきたのだと。
今までの悩みが一瞬で浄化されるような、そんな気持ちになったのだ、と。

人はそうなるように出来ている、そう思います。
悩んで苦しんだ人はいつかそうして解っていくのでしょう。
ただ、これだけはどうすればなれるのか、どんなものなのか説明が難しくて表現できません。
解っている人にはよく解るのだけれど、どんなに説明しても解らない人もいる。
そんな事象も世の中にはあります。






関係性の中にある

2009-11-18 | 自然科学
自然界には純粋な水はありません。
水分子はひとつの酸素原子とふたつの水素原子が正三角形に近い形で繋がっています。
この三角形がいくつか集まりサッカーボールのような多面体を形作り、その中に他の物質の分子を取り込みます。
身近な所では塩や砂糖が水に溶けている状態がありますが、ミネラルウォーターのように鉱物も溶け込みます。
近代科学では物質を単体で考えますが、自然の中では何かがそれだけで存在することはなく複雑に絡まり交じり合っています。

人間の社会もまた重層的に重なり、交じり合ってできています。
一人の人間だけを見ても、人生という時間軸とその時々の人間関係の積み重ねから成り立っている。
人の何を見て、人に何を感じ、どう行動してきたかが人間の形なのだと感じています。


沖縄には「いちゃりば、ちょーでー」という言葉があります。
一度会ったら兄弟だ、という意味で、大好きな言葉です。
私もこの言葉を言えるようになりたい、そう思いながらもなかなか難しく、目標にとどまっています。




おでんの出汁

2009-11-17 | 青森の味
久しぶりにおでん屋さんに行ってきたのですが、おでん屋のおでんは美味しいですね。
大根の頂き物が多いのでおでんを作ることも多い季節ですが、いろいろ工夫してもおでん屋の味にはかないません。
煮干や鰹節、昆布で出汁をとってもどこかが違う味になります。

違う何かがあると考えていたのですが、ふと思い出したのがある行事で作っていたコンニャク田楽でした。
煮汁に使っていたのはごく普通の麺つゆだったのですが、そこに人参とスルメを入れて出汁にしていました。
スルメは出汁がよく出ます。
おでん屋のおでんを食べながら、そういえばあの味に似ているかもしれないと、なんとなく思っていました。

ゲソ入りのさつま揚げを入れたおでんを作ってみると、確かに味は近づいています。
次のおでんはスルメを入れてみようと考えています。



てんとう虫デー

2009-11-16 | 自然科学
昔、南の島に住んでいた時は「シロアリデー」と言われる日がありました。
梅雨の合い間の夜ににシロアリがいっせいに羽化をします。
この日は灯りに向かって集まるシロアリを避けるために家の照明を暗くしていました。

青森では11月の天気の良い風のない日に、冬越しの場所を探すてんとう虫がたくさん飛ぶ日があります。
こんな日の名前などないのですが、「シロアリデー」を思い出して勝手に「てんとう虫デー」と呼んでいます。
今年の秋は暖かいのか、まだ「てんとう虫デー」はありません。

11月の天気の良い日に「てんとう虫デー」を探してみませんか。



落ち葉の季節

2009-11-15 | ガーデニング
里の紅葉も終わりに近づくと落ち葉の季節になります。
この季節は燃えるゴミの収集日に落ち葉の詰まったビニール袋か出ているのをよく見ますが、もったいない事をしているなあと感じてしまいます。
落ち葉の出る家庭では植物を植えているはずなのですが、花壇や植え込みのマルチングには一番良い植物資材を石油を使っての処分にまわしているのです。

落ち葉は樹木の根元や花壇にかぶせておくと霜よけや雑草よけになります。
風当たりの強い場所なら落ち葉の上に剪定枝や石を載せて飛ばないようにしておきます。
秋に枯れた一年草などももちろん使えます。

そういえばもう何年も庭で肥料を使っていません。
腐植質が多ければ花や木には肥料は必要ありません。





問題です。

2009-11-14 | 青森の味
大根が10本、キャベツが5個あります。
毎日1つずつ食べていくと何日でなくなるでしょう ?

答えは15になりません。大根は3日も続くと飽きられてしまいます。
今の季節は大根やキャベツの収穫時期で、あちこちから野菜をいただきます。
気温も低いので冷蔵しなくても日持ちはするのですが、大根は煮物などにすることが多くて料理のレパートリーが少ない野菜です。
似たような味ではなかなか消費できないので、中華風の味噌炒めにしてみました。

材料は大根、豚肉、春雨、きくらげ、人参。
味付けは甜面醬、塩、生姜、ガラスープ。
調味料を計量して使うことがないので適当ですが、煮物とはまた違う味になります。
中華風の味付けにも意外とマッチするので、次はマーボー大根やチリ大根にも挑戦してみようと考えています。










八戸 毘沙門のイチョウ 

2009-11-13 | イチョウ巨木
平成17年に道路計画予定地にあった毘沙門のイチョウは近くの場所に移植されました。
このような巨木の移植は前例もなく、どうなってしまうのかニュースを見ていたのを思い出します。
4年経って今でも葉を茂らせているというニュースが今年流れていました。
秋になって黄葉はどうなのか気になっているのですが、なかなか見に行くチャンスがありません。

田向イチョウの木 移植工事
大きな木ですが青森県内のイチョウを環境庁のデータから拾ってみるとそれ程でもない事が分かります。
幹周9m以上のものでもこれだけあります。
幹周10mを越える木だけでも13本、名前の分からないものもあり、このデータからも青森の自然の偉大さが分かります。


独特の名称          幹周  主幹   樹高

1 北金ヶ沢のイチョウ     2200cm 2200cm 40m 青森県西津軽郡深浦町 
2 宮田のイチョウー2     1470cm 1470cm 18m 青森県青森市 
3 法量のイチョウ       1450cm 1450cm 32m 青森県上北郡十和田湖町 
4 根岸のイチョウ       1410cm 1410cm 33m 青森県上北郡百石町
5 銀杏ノ木窪のいちょうの木  1328cm 1328cm 30m 青森県三戸郡階上町 
6 子安イチョウ        1290cm 1290cm 26m 青森県上北郡七戸町
7 石動(イスルギ)の夫婦イチョウ  1200cm 1200cm 26m 青森県西津軽郡深浦町
8 宮田のイチョウー1     1190cm 1190cm 28m 青森県青森市 
9 白石のいちょう       1110cm 1110cm 18m 青森県上北郡天間林村
10 鳥谷部のいちょう      1090cm 1090cm 18m 青森県上北郡天間林村
11 天神様のイチョウ      1060cm 1060cm 28m 青森県三戸郡倉石村
12 杉ノ木のイチョウ      1000cm 1000cm 30m 青森県十和田市
13 貝守のイチョウ       1000cm 1000cm 25m 青森県三戸郡三戸町
14 三光寺いちょう        950cm  950cm 21m 青森県三戸郡南部町 
15 中野のいちょう        940cm  940cm 17m 青森県上北郡天間林村 
16 銀杏木の大イチョウ      940cm  940cm 20m 青森県下北郡川内町
17 新館のイチョウ       920cm 920cm 30m  青森県上北郡上北町 
18 石動(イスルギ)の夫婦イチョウ 900cm  900cm 22m 青森県西津軽郡深浦町 
19               900cm  900cm 25m 青森県北津軽郡鶴田町


毘沙門のいちょう        700cm  700cm 30m 青森県八戸市



しばらくイチョウの巨木を調べていたのですが、意外と多いので別の場所にまとめてみました。
shouske覚え書き