湯治
2013年11月07日 | 山
今年も酸ヶ湯温泉へ湯治に行ってきました。
湯治と言っても2泊3日の短い物・・・
それでも十分体が温まります
夏場に冷えた体が木枯らしが吹く様になると寒さが身に染みていけません・・
近くの温泉に何度か入っても効果が感じられなくてね。
↓3番目フキノトウがもう出来ていました。
4番目ユキザサの実かな?
5番目八甲田山大岳白いのは雪です。
酸ヶ湯近辺の紅葉はもう殆ど終わりで
葉の落ちたブナの白い樹肌が綺麗でした。
酸ヶ湯には旅館部と湯治部の二つがあって
湯治部のお部屋は少しランクが下がりますが(元々古いので隙間だらけの所もね)
食事付の方や各自で自炊する方とまちまちです。
炊事場には無料で使える電子レンジにガスコンロがあり
お鍋やまな板なども借りられます。
100円で洗濯機、乾燥機も使え中々快適で
ミニキャンプみたいな湯治場が大好きです。
今回は炊飯器は持っていかず真空パックのご飯にレトルト食品、パン、果物で済ませました
こんな時は水仕事をしない方が良いんです。
送迎バスだってもちろん無料で全部合わせても1万円でお釣りが来たんですよ
全国区の酸ヶ湯では療養目的の他県からの長期滞在者が多く
合間を見てスニーカーで散策もしています。
玄関には宅配便の箱が積んであったりして中は”炊事道具”ですって
ご住所は埼玉県だったかな?
癖にして初冬の酸ケ湯へ出かけて来ました
前回は山ガール(おばちゃん)が溢れていて午後になると
女性のお風呂は芋洗い状態でしたが
閑散期となった今回は時間によって貸し切り状態に
其れはそれで寂しいと言うか・・お化けが出そうで怖いと言うか・・
ちょっと複雑です
紅葉も終わり雨続きで山肌も枯れ木状態
帰る日の朝4時ごろ奇妙な音で目が覚めてね。
外壁に何かが「ドスーン」って打つかって建物が揺れ、直後に「チャポン」・・
(窓の下には融雪用の温泉が溜まっているのでね)
其れが何回もあちら此方から音がしてね。
何だろうね!若しかしたら熊が歩いているの?
姉と二人で室内の小玉電気を消してそ~っと障子を開けて
ドキドキしながら暗がりで目を凝らしていたんです
暫くしたら目の前で「ドスーン」と同時に何かが落ちて来て「チャポ~ン」・・・
「えっ!何!」雪なの~?
向かいの屋根を見たら真っ白でね
そっか~雪が屋根を滑っていた音なのか・・・
知らないとは言えとんだ熊騒ぎをしました
外は一夜明け銀世界となっていました。
湯治
2012年10月27日 | 山
この秋は何だか寒さが身にしみますので
母の真似をして湯治をして見る事にしました。
とは言っても”3日3回りで10日”の本格的な湯治は諸事情により困難ですので
2泊3日の簡易湯治にね
330年の古湯”酸ケ湯温泉”八甲田の標高925Mの清涼なこの地は緯度の関係から
高山気候に属する為、白血球やヘモグロビンといった血液に含まれる細胞成分が活発になります。
また紫外線UV-Bの効果で体内のビタミンDの生成が促され、皮膚や骨の強化、体力の向上、
免疫システムを高める事が期待できます。
-酸ケ湯パンフより-
今の湯治は昔と大分変って来まして自炊する方々が少ないのに驚きました。
酸ケ湯温泉はTVで良く紹介したりしますので全国区・・・
熊谷、所沢、北九州、福岡etc.
「かまへんで~」そんな声を聞くと、何だか笑みがこぼれて仕舞います。
それで私はと言えば勿論、料金の安い自炊の湯治場のお部屋
とは言っても快適な環境でした。
TV、冷蔵庫、お茶のセット、タオル、浴衣、半纏、お布団も寝心地OK
炊事場のガスコンロ、電子レンジ使用無料
洗濯機は100円していましたが申し分なしと言う所でした。
2泊3日で8000円でお釣りが来たんですよ
温泉の快適さは、言うまでも無く
散策で秋を楽しみ、↑隣りのリッチなホテルで美味しいケーキを食べ
贅沢な時間を過ごすことが出来ました
何だか癖になりそうです
晩秋の十和田湖へ出かけ今年最後のもみじ狩りを楽しんで来ました。
出かける前に現地温度を調べたら1.6度・・
こりゃ~途中も雪かも知れないって思って
ガっツリと襟巻をしてダウンジャケットを着込んで出かると
暑くて途中で汗をかいちゃってね
翌朝は、吐く息が白くなっていてやっぱり山は寒いと思いました
紅葉もベストの頃に出かけると良いのですが中々タイミングが合いませんね。
それでも大自然から癒しを沢山頂いて来ました。
車窓からの画像なので余り良くありませんがアップ致します。
↓ブナの実ーマイズルソウの実ー猿の腰掛ー遊覧船ーシラネアオイの実
このblogを始めていつの間にか明日で2100日になります・・
他愛も無い日常を綴った物なのに多くの方が遊びに来て下さっており
とても嬉しく思っております。
時には忙しい日常に追われて更新するのをサボっていると
訪問アクセス数だけがドンドン上がって行き
「こりぁ~ヤバい!」って背中を押されて更新した事も
拙い文で綴る日々ですが
これからもささやかな幸せを見つけて更新して行きたいと思いますので
宜しくお願い致します
晩秋の十和田湖