いよいよ花たちの紹介になりますが、旅行のタイミングが余りにも良すぎました。
到着日に、空港からそのまま直行したブルーグロットや巨石遺跡の周辺の石灰岩の荒れ地には、色とりどりの花たちが正に咲き乱れるという感じで咲いていて、あっけに取られました。
やはり直ぐ目につくのは黄色と白そして赤系統の花ですが、こんなにも素晴らしい風景があるのかと感動です。
しかも、殆どが地中海や北アフリカ原産で石灰岩地質に適合した花たちで、私たちが普段目にすることのない花や、例え園芸品種で見たことはあっても野生では全く別に植物のように感じるので、もう興奮状態でコンデジとマクロレンズ付きの一眼レフのシャッターを押しまくっていました。
後でグーグルレンズでの名前チェックが必要だと思い、念のために同行した孫に私の携帯を渡しておいて、時々撮影もお願いしました。
ということで、花たちの紹介もツアー報告の主要部分となりますので、少し時間をかけて行いたいと思います。
先ずは、圧倒された山野草の群生と、数は少ないですが目についた樹木などの紹介です。(まさ)
<群生する花たち> 花のここの様子は別途お知らせします
クラウンデイジー(キク科) シュンギクの仲間らしいですが、鮮やかな黄色であちこちの空き地を埋めていました。
同上
ツルボラン(ツルボラン科) 初見の花ですが、石灰質が合うのか極めて元気に群生
同上
同上
同上
ツルボランとエリカ(ツツジ科)
フェンネル(セリ科)とツルボラン 白い石灰岩に黄色のフェンネルは目立ちます
同上
フェンネルとオオキバナカタバミ(カタバミ科)
オオキバナカタバミ 通常オキザリスと呼ばれていて日本でもあちこちで雑草化しています
アカシヤ(=ミモザ)(マメ科)
シレネコロラタ(ナデシコ科)
シレネコロラタとアリッサム(=ニワナズナ、アブラナ科)
同上
ゼニアオイ(アオイ科)
クラウンデイジーとシレエコロラタ
<樹木>
セイヨウハナズオウ(マメ科) 日本で見るハナズオウより少し大型です
同上 花は同じです
アーモンド(バラ科)の花はもう終わりかけでした
イナゴマメ(マメ科)
ギリシア語でイナゴマメの実をκεράτιων(kerátiōn)といい、カラットcaratはこのギリシア語名から来ています。通説としてはナゴマメの乾燥種子の重さは約0.2 gほどで均一なため、重さの単位カラットの語源ともなったとされていますが、実際にイナゴマメを個別に電子天秤はかりで計量すると、0.10gから0.25gの間でかなりのばらつきがあり均一ではないようです。
アカベ(=リュウゼツラン)の花でしょうか。 紺碧の海を背にして幻想的な姿でした
ダシシリリオン・カラティフィリウム(キジカクシ科)の花穂?
ゲッケイジュ(クスノキ科)
松ぼっくりの数が異常に多いです