老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

シチリア旅行記  その② ギリシャ時代の遺跡 神殿―1 

2024年06月26日 19時33分32秒 | 旅行/色々な風景
 いよいよ今回の旅行で見聞きしたことになります。
 今回のツアーでシチリアを周遊していく中で、各地で同じような歴史遺産と出会えましたので、先ずは日程ごとの旅行記ではなく、出来るだけテーマごとに分けてお知らせすることにします。

 先ずはギリシャ神殿です。
正直言ってシチリアにこのように数多くのギリシャ時代の遺跡が多いことに驚きましたが、東南部のシラクーサを中心に、シチリア各地にギリシャの入植地があったようです。

 今回回ったのは3ヶ所でしたが、それ以外にもフェニキア/イスラム/ローマによって破壊されたり、教会などに改築された神殿跡も各地にみられました。

  神殿は、結構保存状態の良いものが多く、殆どが少し高台の景色の良い所に建築されているのが特徴でした。

 先ずは、有名な遺跡アグリジェントです。海にも近く絶景の高台にあります。ほぼ原形が残っているコンコルディア神殿以外にも、神殿の谷と呼ばれる場所に4つほどの神殿の一部が残ったまま、或いは崩壊したままになっていますが、世界遺産に認定されたので逆に修復は難しいということでした。(まさ)

<コンコルディア神殿>

神殿が見え始めました

近づくと大きさに圧倒されます

正面から

全景 反対方向から

イカロス像と共に

見る角度で大きく変わります   柱の数は正面から見て6本、横から見て13本のようです

柱 光が当たり陰影が綺麗です

正面の柱のアップ

<神殿の谷>

キョウチクトウの花の向こうに

神殿跡

同上

同上

同上

同上

何の跡でしょうか?

墓所?

フェニキア時代の墓所のようです

巨石を運んだ跡のようですが、詳しい運搬方法は不明です

亀甲積の石垣