gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

初春文楽公演

2013-01-06 10:17:14 | それ以外
大阪の国立文楽劇場の初春文楽公演に行ってきた
たまたまご縁のできた若手の豊竹芳穂大夫にお世話いただいて
昼夜の公演の間に舞台裏見学


楽屋入口でお稲荷さんに公演成功祈願

舞台隅で人形遣いの草鞋を履いた高下駄に触れると、これが意外に軽い

演目、「団子売」の大道具

袖の大夫口から客席を覗く

大夫の床本

「ひらかな盛衰記」のセット、壁の大津絵2枚は大事な小道具

楽屋の廊下では、人形たちが整列して出番を待っていた

こちらは「本朝廿四考」の武田勝頼と、許嫁で狐火とともに諏訪湖を渡る謙信の娘八重垣姫

その他大勢の人形は背中に付けられた棒で繋がっている

文楽は府知事の「予算削減」の矢面に立たされ危機的状況
守って行かねばならない大切な文化・芸術なのに!

芸人さん(大夫が「芸人」と呼んでいた)は、けっこう舞台裏見学に応じてくださるようで
4~5名から10名程のグループがいくつも見学を楽しんでいた
文楽ファン獲得に積極的なのだろう

終演後は出待ちをして、大夫と焼き鳥屋で一献
いやー「出待ち」なんて・・娘のアイドル追っかけを笑えない
新幹線の終電まで、わずかな時間だったけれど楽しかった
また機会を作って、みなさまご一緒に


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6 コメント

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Unknown (きよっち)
2013-01-06 14:20:29
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

本場の大阪で文楽を楽しまれたのですね。
一見無表情とも思える人形が、なめらかに動きだすと、驚くほど艶っぽくなり、白い顔からは哀しみも漂う・・・
本当に守るべき貴重な文化・芸術ですよね。

高校の修学旅行で訪れた淡路島で、「阿波の十郎兵」の文楽を観ました。
確か美濃にも傀儡師が伝えた文楽があるとか。
身近な文楽にも触れてみたいです。
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文楽 (和人)
2013-01-06 16:02:46
連絡いただければ、お食事付きでお供しましたのに、残念。仮名手本忠臣蔵の通し狂言を見損ねてから、足が遠のいております。
昨日は、映画のレ・ミゼラブルを観に行きました・・・もちろん一人です(泣)。噂に違わぬ力作でした。涙腺が弱くなってるのに改めて気づいた次第であります。
終了後は、熊五郎のつけ麺をビールで。
休みで。1ー2キロは確実に増えましたね。
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Unknown (o1211)
2013-01-06 23:10:19
相変わらず鬼神のごとき行動力ですなあ。
和の文化に、接し、伝え、受け継ぐことはすごく大事に思えますねえ。
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きよっちさん (sino)
2013-01-06 23:51:07
明けましておめでとうございます。と書きながら、もう七草ですね。文字通り胃を休めないと!
国立文楽劇場は、さすが文楽用、舞台や大道具の位置など計算されていて名古屋で観る舞台とは一味も二味も違いました。
身近な文楽、これも継承が難しそうですね。でも一方で、最近女性だけの義太夫、浄瑠璃もあるそうです。あんなに重い三味線を操る元気な女性たち、すごいと思います。
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和人さん (sino)
2013-01-06 23:55:40
やっぱりお誘いするべきでした。お正月休みの最中だし、ホーチミン、東京とお忙しそうなので、ちょっとだけ遠慮しちゃいました。次回はご一緒ください。
そういえば私、最近映画を見てないです。
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o1211さん (sino)
2013-01-06 23:58:30
鬼神とは大げさな!
芳穂太夫がいつか名古屋に来られるときは、o1211さんojさん、お誘いしますのでよろしくおねがいしますね。
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