gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

静かに

2013-04-30 22:06:06 | イラク関連~待っていても平和は来ない
ずっと気になっていた一冊
「アラブ、祈りとしての文学」 岡真理 著 みすず書房 2008年

ぼくにとって、もはや疑いようのないこと、
それは、ぼくらがパレスチナで知った
神さまもまた、パレスチナを出ていってしまったのだということ
ぼくの知らないどこかで、神さまも難民になってしまって、
神さま自身の問題でさえ解決できずにいるのだということだった。
        ガッサーン・カナファーニ 著  岡真理 翻訳

小説を書き読むという営みは、理不尽な現実を変えることはない。
小説は無能なのか。悲惨な世界を前に文学は何ができるのか。
世界に記憶されることのない、小さき人々の尊厳を想い
文学は祈りになる
        書中より引用

パレスチナ難民の哀しみを、どうしたら伝えられるのか・・
ジンジン伝わってくる
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ミルキーロール

2013-04-26 22:51:24 | たべもの
買ってしまった
栄地下の不二家の前を遠ったとき
特大のミルキーが目に止まって

近づいたらミルキーのロールケーキで1000円
おまけのペコちゃんハンドタオルもゲット

でも・・スウィーツをシェアしていた息子が家を出てから
あらゆるスウィーツは私一人で食べなければならず
賞味期限の3日以内に、これが全部私の体内に収まるかと思うと
そんな恐ろしい!!!

あ、お稽古に持って行って、教室のみんなと食べよ
名案だわ
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春姫道中

2013-04-21 23:55:07 | それ以外
名古屋城本丸御殿復元のイベント 第十九回春姫道中 4月21日
紀州浅野家から初代尾張藩主・徳川義直公に嫁いだ
「春姫さま」のお輿入れ行列を再現


大阪の丸岡太鼓店謹製の太鼓が2台参加と伺って、太鼓を見に行ってきた
丸岡さんとはFBつながりでお目にかかったことはない


復元中の本丸御殿に住んだ最初で最後の姫様

一般公募の春姫様の隣は、大村愛知県知事
今日は名古屋市長選挙の日

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直火匠

2013-04-20 00:10:13 | たべもの
「じかびのたくみ」と読む
リンナイ社のガス炊飯器

20年使った「α直火炊き」がプラスチック部分の劣化で突然壊れた
20年も使ったかしら と思ったら
娘が「私はこの(α直火炊き)炊飯器しかしらない。」というので
20年使ったのだろう

壊れた翌日は鍋でご飯を炊いた
鍋で炊くご飯も悪くはない
ただコンロの3口のうち1口をご飯炊きに占領されるのはちょっとストレス
それと保温ができないので、食事の時間がまちまちだと面倒

娘から「炊飯器はいるでしょ!」という天の声
いまさら電気炊飯器に替える勇気もなく・・
ネットで直火匠の購入となった

「おこげ」と「もちもち」感が5段階で選べる
初期設定は「3」「3」
もちもちは「べたべた」と隣り合わせ
毎日設定を変えながら、我が家好みを模索中

けどさあ、炊飯器って高いよね

ううん? 20年使えば1日当たり7円弱
1年に300回炊くとして、1回あたり9円弱
光熱費は鍋で炊いてもかかるからなあ

洗濯機よりはかなり割安か
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見送り

2013-04-19 00:46:44 | Trip&Bike
島の名物行事 おが丸の「見送り」
いよいよ父島ともお別れ
おが丸の出港日、お昼にはポストに看板が掛けられる

今投函しても、今日出港のおが丸に手紙は乗りません 1週間先になりますという意味


メジロともお別れ

青いヒヨドリともお別れ

波止場には、見送りの人が集まってくる

宿の人や、ツアーガイドも

植物検疫官はちょっとヒマそう


太鼓が披露され

いよいよ出港

消防車は放水で見送り


圧巻はボートレースのような、
海のガイドツアー各社のボートの見送り隊

おが丸に併走し、手を振り続ける
けっこう遠くまで

海上保安庁のボートだって

「さよなら」なんて言わない 「いってらしゃ~い」って


一昼夜が過ぎ はるかにスカイツリーが見えてきた

東京タワーも

羽田を飛び立つ飛行機を見送り

レインボーブリッジをくぐると、竹芝桟橋

今度は、、母島でトレッキングをしたい!!

買ってきた島バナナもやっと食べごろ




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海亀の生ハムとサメのバーガー、島トマトのカッペリーニ

2013-04-18 00:19:56 | Trip&Bike
てつ家さんのお料理以外でご当地グルメを

今は海亀料理の季節
「亀料理あります。」の看板多し
かなり癖があるという煮込み料理には挑戦できなかったけれど、生ハムを

海亀は島のお祝い料理で、海亀漁師は2人、年間捕獲量は138頭と定められている
水面近くでの2頭繁殖行動中を銛で狙う
2頭仲良くプカプカと っていうのは、私たちでも確認できるほどの無防備

アオウミガメがタイヤの上に、あおむけに置かれた海亀解体工場を覗いてしまったので
何とも言い難い気分ではあったが 手を合わせて「いただきます」

サメバーガーはこの看板に惹かれてついつい

やわらかい白身魚のハンバーガー

それから・・島特産のコーヒー

たくさんはできないらしいので予約をした
甘くて渋みもあって濃厚
小笠原は我が国のコーヒー栽培発祥の地 戊辰戦争の後、明治11年に榎本武揚が栽培させたと書いてあった

まもなく季節が終了する島トマト
島唯一の?イタリアンオーベルジュにて


そして、忘れてはならない
島一番のお弁当屋「五六助」の

巻きずし 

これは帰りのおが丸での食料
船が揺れたら、レストランは使わずこれを食べて凌ぐ
五六助はお昼時客が絶えない
いろいろな制服を着た人たちがお弁当を行く人気店
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お年寄りと文化

2013-04-17 11:23:13 | Trip&Bike
小笠原ではお年寄りと接することがほとんどなかった
お年寄りを見かけなかったのだ

お年寄りと話さないので、島の言葉に出会うこともなかった
誰もが標準語

アクティビティのガイドやインストラクターも、20年以上のベテランとはいえ
成人するころ島にやってきた内地の出身者

島には病院が無いんです
診療所はあるんですけど、産婦人科の医師とかいないんで
今はお産は内地に行かなきゃならないんです
島には妊娠38週目までしかいられない
内地の病院、自分で探せなければ、島の人は広尾病院へ行くことになっています

手術、輸血を伴うかもしれないコトは島ではできません
だから島で人生を閉じるためには、ずっと健康でいなければならないんで
多くのひとはある程度の年齢になると島を離れる・・
代々小笠原に住んでいる家系って実は多くはないのだ

同じ離島でも沖縄の島々とはかなり事情が異なるようで
お年寄りがいないと、地域の文化が継承されにくいし、言葉が繋がって行かない
よく言えばスマートなんだけど、なんがかヘン
公共事業の従事者も役所の人もビジネスマンも、何年かは住むけど、いつかは島を離れる

物価も高いし住宅事情もよくはなく、例えば働かず年金で暮らすというなら
都営住宅にも入りにくと思う
家を建てたらどうか、って建築資材の運搬に経費が掛かりすぎて
建築費が内地の3倍だと聞く
病気になったら出なければならない島に、そこまで費用をかけて家を建てることもないだろう

老後はこんなところで暮らしたいわね、と思っても
小笠原には小笠原の事情があるようだ

鯨の解体工場の跡地

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トンネルと沈船

2013-04-16 15:24:29 | Trip&Bike
海から父島を眺めると、断層がしっかり見てとれて、海底火山の隆起ということが
とてもよくわかる

自然が描くためのキャンバスのようでもある

でもそんな景色のいたるところに

穴があけられ、これらはすべて戦跡

ほかにも、沈船

海水浴場の目と鼻の先だったり、街の沖だったり

これらも彼の大戦時の遺物

硫黄島ほどの平地がないので、大きな飛行場が造れず・・・
しかし、戦局が悪化すると、島民は強制疎開
内地に頼る親戚がない人は、当時の職業別に国が疎開地を決めた
たとえば漁師だったら、静岡や神奈川の港町へ
そこで漁師をしなさい という具合だった

島民には欧米系の人も多かったと聞くので、そのご苦労は計り知れない

父島の港の脇から集落へ抜ける大きなトンネル 2本続いている
これも戦跡 防空壕として使われた このトンネル防空壕で命を落とした人はない

トンネルの横穴




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南島

2013-04-15 15:14:45 | Trip&Bike
父島から南西へわずか1Kmの無人島 父島とはその成り立ちが全くちがう
父島は海底火山の噴火により隆起した溶岩
南島はサンゴ礁でできた石灰岩 それが風雨で浸食されて特異な景観を生んだ
日本で唯一、世界的にも稀な「沈水カルスト地形」

上陸は都によって管理され、認定ガイド同行で、1日100人、同時滞在は60人
ガイド1人につき15名 滞在時間は約1時間

上の写真は扇池
ジブリの映画「紅の豚」で主人公ポルコの隠れ家として描かれた場所とも言われいる

洞門の外に着けた船から泳いで上陸が可能 

フツーの上陸は鮫池という入り江から

入り江の口に門番のような岩が点在するので、そこを抜けられるサイズの船にて
船はごつごつ尖った石灰岩に係留して、船から崖へ飛び移る感じ そしていきなりの崖登り

泳ぐにしても崖登りにしても、多少の危険が伴うので要注意

しかしまあ、なんと美しいところだろう
こんなベタな感想しか書けない

砂浜の奥には水草に覆われた塩水の陰陽池
ここだけは「入らないほうがいいですよ。ヌルヌルです。」と言われた

時々孵化した子亀が、海と間違えて入ってしまうそうだ

季節になると、この島にはカツオドリのコロニーができる
その日はちょうど、南風に乗ってカツオドリの一陣が飛来

営巣地を物色しているようだった
前の年の巣穴



クサトベラ トベラって漢字「海桐」なんだね


こちらは絶滅したヒロベソカタマイマイの半化石
1000~2000年前のもので、古いものほど白い
オー!そんな貴重な・・と感激なのだけれど

そこらじゅうに散乱している 採ってはダメ

昨日も(南島に)来たという親子は、このポルコの浜で「海水浴」
なんと贅沢!
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アクティビティ

2013-04-14 19:57:17 | Trip&Bike
スキューバダイビングは、ESCORTのインストラクターと

その日波の静かな釣浜にて




上を見上げるとこんな



ホエールウオッチングは、C-tripのチャッピーさんと

イタリア製のゴムボートがとってもお洒落
コンパクトなのにトイレも完備

ザトウクジラ




ナイトツアーは、竹ネイチャーアカデミー

わかるかなあ 北斗七星


夜光茸 グリーンペペ 一個だけ 今シーズン初お目見えですって

オガサワラオオコウモリは、「あそこにいます」て言われたけど
現認できず とっても残念

あとは、オオヤドカリ



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