堤防だより

またぼちぼち更新していくぞ、と。

冬ソナ最終章

2006-06-18 03:58:26 | 読んだ本
冬ソナにはまったのはもう2年半前のこと。
何がそんなに良かったのか、もう忘れてしまっていましたが、図書館で思わず手にしたこの本を読んで思い出しました。

これはドラマを観た一ファンが、ばたばたの最後に消化不良を起こして自らドラマの後を書いたもの。

実はこの冬ソナにはそう言う本が何冊かあるのですが、1冊一人でストーリーを書いているのはこの人だけ。
私の知っているその後では、チュンサンとの間に3人の子供がいて幸せに暮らすユジンというものがあるし、サンヒョクもチェリンとの間に友情はあるものの愛情にまで発展はしていない。
今回の本は、もちろんチュンサンとユジンの愛の成就直後の思いの充実振りと、チュンサンとチヌ(サンヒョクのお父さん)、ユジンとミヒ(チュンサンの母)との関係修復により二人を取り巻くすべての人がハッピーになっていくストーリーですが、見逃せないのはドラマで表現されたキャラクターの個性を掴んで本当に違和感なく描いているところ。
ユジンのユーモアやチェリンの気の強さが良い意味でサンヒョクを助けていたり・・・そのサンヒョクの出番が、ドラマの中よりこの本の方がかなり少なかったのが残念と言えば残念。
だってユジンを想うあの一途さに惹かれた人も多かったし、私も彼のことを知りたかったからね~。
私は断然、拗ねた高校生のチュンサンが好きです

本編ドラマのどこがそんなに良かったのか思い出したのは、チュンサンとユジンが見せる相手への思いやり。
なかなかストレートにこれでもかと表現するのは、韓国ドラマならではでしょう?