家の前にいるとイソヒヨのゲッゲッゲッという声が聞こえたので
双眼鏡で覗いてみるとヤモリをくわえていました。
近くで繁殖していたので、ヒナに与えるエサだとわかったのですが
あんなに大きなエサならヒナはずいぶん大きく育っているはず・・・。
*こんなポーズで鳴きながらヒナを呼んでいるようです。
*100mくらい離れた場所の人家の屋根では
♀が同じようにゲッゲッゲッと鳴いていました。
もしかしたら♀のそばにもヒナがいたのかもしれません。
♂の様子からどこにヒナがいるのか少し探してみようと思って
向かいの家の隣家との境界の細い道を進んでみると、
人家の庭の樹木の影に隠れて、1羽の巣立ちビナが
親鳥♂にエサをねだって鳴いているのが見えました。
無事にこんなに大きく育ったのですね。
今年はイソヒヨドリの繁殖調査をしているので
ちょうどいい報告となりそうです。
2018年イソヒヨドリ繁殖報告・・・・・・・・・・・・・・・・
2018.3.26〜イソヒヨドリ♂がさえずり始める
(一日中さえずるのが4月に入っても続く)
4.13 ♀が巣材をくわえて民家の屋根の隙間に出入りする。♂は屋根上で見張り
4.18 ♂と♀で屋根の隙間に出入りする
4.18〜6.10 ♂が毎日何回か周辺のアンテナ、屋根やビルの上でさえずる
6.7 ♀が周辺の屋根上でゲッゲッゲッと鳴く。
6.10 ♂がヤモリをくわえてビルの上でゲッゲッゲッと鳴く。
数回そのまま下に降りて行くので、降りた場所を探しに行くと
人家の庭の植木の影に1羽のヒナが隠れていて
エサがほしくて時々ピッピッピッと鳴いていた。