

昨日は、角間里山ゼミ会に金沢大学の
林直樹先生をお招きして里山の過疎化をテーマに
お話をしていただきました。
テーマは「山間地保全のセーフティーネット」
〜発動しないことを願いつつ〜


今後、日本は少子高齢化がどんどんと進み、
地方の過疎化は止まりません。止まらないどころか
今のペースでいくと、50〜60年後には人口が半分となり
田畑は耕作者が消え、生活そのものが現在とは変化していきます。
その時に私たちはどんな生き方の選択をしていくのか?
今回は山間地の農村のあり方からそれを探ったのですが、
石川県では特に能登半島の過疎化の問題はかなり深刻です。
これからの農村の未来を考えると、
今、私たちが模索しながら次の世代に伝えていくべき
大切なものが見えてきました。
それは生活の多様性、手段の多様性、
多様な取り組みをしながら模索し、次代の人たちがその中から
よりよい方法を選択していく・・・。この「多様性」を大切にしていく方法は、
今後、いろんな場所で必要となっていくでしょう。
今回も学びが多かった10月の角間里山ゼミ会でした。
興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。