今週、友人と久しぶりに映画を観てきました。
一番観たい映画が一緒だったのが嬉しかった!
「すばらしき世界」という映画、実話を基にしているのがいい。
主人公が刑務所を出所してから
普通の人の普通の生活を目指すのですが、
それがなかなか困難だということが
観るものに伝わってきます。世間の冷たい扱いに耐えきれずに
また元の世界に戻ろうとする主人公。
実際、出所した4割の人が刑務所に戻ってしまうらしい。
周りで出会った人に支えられながら、なんとかまた普通の生活を目指し、
自分の欠点を克服しつつ乗り越えようとする姿は懸命で微笑ましい姿でした。
子供の頃の辛い経験が人間形成に影響を及ぼしていること、
ヤクザの世界に入るキッカケや暴力的な振る舞い、
世間では前科者が生きにくい訳、そして、そんな人の
身元引き受け人をしている人や彼に寄り添う人。
いろんな場面で考えさせられる映画でした。
映画でこの主人公に出会うという疑似体験をしたわけですが
こんな人がもしそばに現れたら、私自身のできること、
できないことも見えてきます。
なかなか奥の深い映画だと思いました。
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