図書館に予約を入れたのが3月で、やっと借りることができたのは11月。
昔、「窓ぎわのトットちゃん」を買って面白くて何度も読み返しました。
子育ての参考にもなりました。その本のおかげもあって、
黒柳徹子さんはとても親しみを感じる方、いくつになっても
天然で愛らしい方だと思います。また、世界の貧困層の子どもたちに
手を差し伸べて親善大使としての活躍もトットちゃんならではの
大きなお仕事でストレートにメッセージが伝わってきます。
今回42年ぶりに「窓ぎわのトットちゃん」の続編が出たので
読むのを楽しみにしていました。この本では、音楽家のお父さんや
お母さんとの出会い、子育てに奮闘したお母さんのこと。
その時代の女性のこと。黒柳徹子さんが子どもの頃経験した戦争体験では、
貧しくて食べるものもない時代のいろんな出来事。若い頃は、
声が個性的過ぎて仕事を外されたことなど。
いくつもの辛い体験を乗り越えてこれたのは、徹子さんの明るさと
楽天的な性格があったからでしょう。個性の時代に入ってから徹子さんは
一躍人気者に。好きなことを続ける大切さ、周りの人との出会いなど、
読んでいるだけで一緒に同じ時代に寄り添ったような気がしました。
そしてあまりに危険な今の時代や世界の情勢のことを改めて考えさせられました。
とにかく、戦争を起こさず平和を保つこと!過去の過ちを繰り返さないこと!が
とても大切なのだと痛感させられる本でした。そのためにも書かれたそうです。
それには私たち国民一人一人が社会を学んで、
しっかりしなくては大きく危険なものに巻かれてしまいますね。
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